小諸への旅行(1)

今年の夏の旅行は小諸。息子は仕事が忙しいらしく女房と二人,2泊3日の旅行。いつも目的地を決めて宿を予約。あとは出かける日までに予定をたてる。それが最近,旅行前日になったり,はっきり決めずに出かけてしまったり。今回も,細かな予定はたてず,そのときの天気などの状況で決めることにした。

朝7時半頃に家を出た。名二環,東名,中央自動車道を通り,岡谷ICで下りる。そこから国道で小諸まで。途中,PAで朝食をとったり,休憩をしたりして,小諸に着いたのはちょうど昼頃だった。観光交流館という観光案内所をめざして走っていたら,ガイドブックに書いてあったそば屋の前を通過した。まずはここで腹ごしらえ。


クルミそばというものを頼んでみた。


そばもクルミも好きだが,いっしょに食べると,味が混ざってしまってイマイチに感じた。それぞれ別々に楽しみたい。

もともとめざしていた観光交流館へ。ところが,そこは閉鎖していて,駅前に観光案内所あるらしい。交流館があったところの向かい側が臨時駐車場になっていた。ここから駅までは近い。ここに車を停めて駅まで行った。

駅周辺のようす。












観光案内所の人は大変親切で,パンフレット類もいろいろもらった。今日のところは,マンズワイナリー小諸と小諸市立美術館とその周辺に行くことに。車で10分程度でマンズワイナリー小諸に。途中,道が細くなり,本当にこの道?と思ったが,何とか無事に到着。

見学コースの予約をしたが,時間になっても声がかからない。やっと係の人が気付いて見学開始。まずはビデオ鑑賞から。それから工場を見学。離れたところから,少しながめるだけで,見学と言うにはちょっとという印象。以前,サントリーウイスキー白州の見学に行ったときは,発酵しているところや,たくさんの樽が保管されている倉庫の中に入ったりと,いろいろ楽しめたので,やや期待はずれだった。

マンズワイナリー小諸でのようす。









私は車の運転があるので,試飲ができない。女房がいろいろ飲んで,よさそうなものを何本が買って,自宅に送るようにした。

最後に,隣接している日本庭園に。そのようす。








ワイナリーをあとにして,次の目的地である小諸市立美術館へ。ここは山の上の方にあって見晴らしがいい。ちょうど海野和男の昆虫写真展をやっていた。まずはそちらに。1つの会場を見終わって,隣の部屋に行くと,そこでミニコンサートをやっていた。部屋のまわりには昆虫写真があるので,どうしたものかと思っていたら,コンサートに関係なく,奥にも入って見てよいとのこと。それを案内してくれたのが,何と,海野和男さんご自身だった! すぐに別のところに行ってしまったので,お話をすることはできなかったが,驚きと感動。

昆虫写真は,最近気になっている深度合成が使われていたもの。気になっていながら,何も調べていなかったが,Olympusのカメラには,深度合成機能がついているものがあるらしい。また,あとで知ったのだが,海野和男さんが自分の昆虫写真を使って,ウェブ上でそれらのカメラの紹介をしていたのだ。今度はこのカメラが欲しくなってきた。

美術館周辺で撮った写真。

















あとはホテルへ。ホテルの窓からのようすと,部屋の中のようす。すぐに写真をパソコンに取り込んだ。




夕食はバイキング。90分で食べ放題,飲み放題。いろいろあったが,特別にうまいものがあるわけではない。ただこのホテル,食事付きにしては安かった。