夏休み8日目

とうとう休みも今日を入れてあと2日。夏休み8日目。

今日も女房はバイト。しかも朝から。8時少し前にいっしょに車で家を出て,地下鉄の駅まで送り,コンビニで昼食を買って会社へ。休日のこの時間,もちろん誰もいない。必要になりそうだったので,ある本の古い版から現在の版までを取りそろえて写真を撮った。

それから仕事。それほど多くないが引き受けた原稿あがる。久しぶりの内容で,下準備に時間をとられるばかり。まずは素材選びからだが,それについて相談していろいろと意見をもらった。それを生かしながら補正する。ただ,聞いてメモったはずなのだが,微妙なニュアンスなどは忘れてしまいちょっと曖昧。

それらを思い出しながら整理するだけで時間が過ぎる。なかなか形にするところまでいかない。かつてならもう少し早く進めることもできたように思う。記憶の量と持続時間が減り,集中力も衰えているように思う。何をやるにも手間がかかる。

昼食にはコンビニで買ったサンドイッチ。それを食べながらも資料をひっくり返しあれこれ。そうこうしているうちに,女房を迎えに行く時間に近づいていく。午後2時少し前に片付けて,回覧されていた雑誌に目を通して次に回して今日は終了。もう一人,別のフロアに出社していたので,声をかけて午後2時には会社を出た。

車がやや多めで,2時半頃にいつもの地下鉄駅に到着。女房はまだしばらくかかりそうだとLINE。今朝,新聞を読んでいなかったので,スマホでデジタル版を読んで待つ。3時少し前に女房がやってきて,いっしょに帰宅。アイスクリームを買ってきてくれて,それを息子と3人で食べた。

女房は昼寝,私はブログを書いたり,本を読んだり,ボンヤリしたり。自室の窓から,カーテン越しに夏の空が見える。時間とともに,その色が変わっていく。


夏休み7日目

夏休み7日目。長期休暇は後半があっと言う間に過ぎる。

今日は午後から女房がバイト。地下鉄の駅まで車で送り,そのまま会社に向かった。ところが,駐車場入口に車が停まっていた。声をかければ移動させてくれるだろう。でも,声をかければ何かと話がありそうな相手だった。一人静かに片づけものをしようと思って来たのでどうしたものか。一瞬悩んだが,そのまま家に帰ることにした。

家に帰って机に向かい,Perlでファイル情報の処理を試みる。多数のファイルが,いくつかの階層になったフォルダーに整理し保存してある。そのディレクトリー情報を取得して,ファイル名とパス情報を切り出し,タブテキストにする。ファイルが保存してある階層が一定でないが,拡張子が一定だったので,それをもとに処理した。

夏休み6日目

夏休み6日目。いつもながら,半分過ぎるとそれからが早い。

今日は午後から女房と買い物。まずは薬局,それから車にガソリンを入れて,クリーニング店に。クリーニング店は休みだった。次は酒屋。女房の誕生日にいっしょに飲むため,いつもより少し上等な日本酒とワイン。ついでに私のウイスキー。さらに,イタリアとベルギーのビールも買った。それからいつものスーパー。

それから机に向かって,本を読んだり,ブログを書いたり。

夕食に,今日買ったビールを飲んだ。

これはイタリアのビール。極ふつうの味でおいしかった。

次はベルギーのビール。意識せずに買ってしまったが黒ビールだった。黒ビールは苦手だが,何とか小さなコップ一杯は飲めた。

その後,スーパーで買った「翠」というジンを,まずはロックで味見。それからレモンと炭酸。飲みやすいジンだと思った。

夏休み5日目

夏休み5日目。もう半分が終わってしまった。思っていたほどにことが進んでいない気がする。もっと本を読むつもりだったし,仕事も少しは進めたかった。

今日は女房が午前10時から午後7時過ぎまでバイトなので,朝,地下鉄の駅まで送るその足で会社に行って,やれていなかった仕事をやろうと思っていた。ただ,運転免許証の更新も今日やっておきたかったので,午後1時半頃には自宅に戻り,免許の更新に出かるつもりでいた。

ところが朝から吐き気を伴うほどの激しい片頭痛。8時15分に片頭痛薬を飲み,ひどい頭痛は治まってきたが,仕事に行く気にはなれない。女房を駅まで送り,そのまま帰宅。机に向かってはみたが集中できない。少しだけと横になったら眠ってしまい,気づいたら11時半。そのまましばらく横になり,12時過ぎたところで起き出して,まずは昼食。それから着替えて午後1時半頃のバスで,運転免許証の更新に出かけた。

2時頃に到着。印紙の貼られた申請書を,印紙代を支払って受け取る。必要事項を記入して視力検査へ。そこには長い列。距離を保ってと言っても,なかなか難しい行列。皆がマスクをして,ほとんどしゃべっていないので,まあ大したことはないだろう。暑い外を歩いて来たこともあって,マスクをしていると顔に汗が出てしかたがない。ときどきマスクを外して汗をぬぐった。

視力検査そのものはあっと言う間に終わり,その後,申請書のチェック。マスクをずらして顔もチェック。そして申請書の受付。ここにもすごい列があった。どうも,ちょうど人のかたまりができた時間帯だったようで,私は視力検査を済ませた頃には,視力検査はそれほど列ができていなかった。次回は,もう少し遅い時間帯にした方がよさそうだ。

受付を済ませたら写真撮影。こちらは流れがよいようで,ほとんど待たずにすぐに終了。優良運転者用の講習の案内カードを受け取り,会場の前でしばらく待つ。3時過ぎに講習がはじまり,30分ほどで終了。免許証を受け取ってバス停に向かう。10分ほどでバスが来て,4時半頃に帰宅。

夏休み4日目(映画「パブリック 図書館の奇跡」)

休日4日目。今日は女房と2人で,映画「パブリック 図書館の奇跡」を見に行った。

名古屋伏見のミリオン座で午後1時15分からのチケットをネットで購入済。その時間に間に合うように家を出た。ミリオン座は新しくなってはじめてで,座席が指定になり,ネットでチケットが購入できること知った。

外は非常に暑い。バスや地下鉄に乗れば楽だが,外を歩くときはたまらない。ミリオン座に到着し,まずは自動券売機にQRコードをかざして発券。3階までエレベーターで上がった。昨日,ネットでチケットを買ったときはすべての席が空いていたのに,開場待ちの人はそれなりにいる。ここで待っているのもけっこうな密な状態。消毒作業が終わるのに少し時間がかかったのか,5分前くらいにやっと中に入れた。

1つずつ席を空けての鑑賞。女房といっしょに並んでバスや地下鉄に乗ってきたが,映画館では1つ席を空けて座ることになる。

女房が図書館で長くバイトをしているので,地元の図書館の実態はある程度は知っている。また,私自身も図書館には行く方なので,ホームレスと図書館の微妙な関係も多少はわかる。一般に利用者からすると,避けたい気持ちもわかる。クレームを言いたくなることもあろう。図書館にはいろいろな利用者がやって来る。その中で,図書館には図書館として守るべきことがある。図書館員はその間で苦しくこともあるだろう。

映画では激しい寒波の中,ホームレスの人たちが一時的に待避できるシェルターは不足している。開館と同時に入館して,洗面所を使うホームレスたち。ふだんなら閉館とともに外に出るが,寒波の中では命の危険がある。そこで図書館に救いを求めた。主人公の図書館員は上司に相談するが拒否される。ホームレスたちはそのまま図書館を占拠し,そこに巻き込まれていく。

格差が広がり,路上生活を余儀なくされる人が生まれる。社会保障は追いつかず,彼らはどんどん見放されていく。社会の大きな問題であり,本来は図書館が担うことではない。ではどうしたらよいのか。図書館の役割ではないからと,追い出してよいのか。

市長候補の検察官は,そういう社会の実態への理解がなく,市長になることだけに関心事。警察の交渉人は,息子がドラッグに手を出したりして家を出て行方不明。テレビのキャスターは,自分が目立ち視聴率が上がることだけを考えて行動する。多くの人たちは,幸せそうでいて,実はいろいろな問題を抱えながら,苦しみながら生きている。ホームレスの人たちと変わらないのかもしれない。

人を押しのけてでも,自分の思いを通す。それは巡り巡って自分に戻ってくることも。どうやって社会をよくしていけばよいのか。答えは簡単には見出せないが,今のまま進んで行ってよいとは思えない。

映画が終わり,そのまままっすぐ帰宅した。いつもなら,映画の前にどこかで食事をし,映画のあとではおやつと,のんびりするのだが,感染症がまだまだ心配なので,それらはすべてなし。直行直帰で映画を見た。

夏休み3日目

今日はハンドタオルの漂白とVisual Studio Codeへの移行。

毎日使っているハンドタオル。3色が各2枚ずつで6枚ある。最初に買ったものは,かなり痛んでしまったので,今使っているのは2世代目。まったく同じものを購入した。

毎日きちんと選択してもらっているが,しばらく使っていると異臭がするようになる。洗って乾燥させたときにはにおわないが,使ってぬれるとにおい出す。こうなると,いくら洗っても,日光をしっかり当てても異臭が出る。

あるときネットで調べたら,色物用の漂白剤(酸素系漂白剤)で漂白するとよいとあった。液体のものよりも果粒状のものがよいとも。熱めの湯にその漂白剤を適量入れて,その中にタオルをつけて30分くらい放置する。その後,ふつうにすすいで乾燥させるだけ。確かににおわなくなった。

今日は天気がよいので,午後に思いついて,ハンドタオル6枚と,タオル地のハンカチ6枚を大きなたらいに入れて漂白した。漂白後は,手で絞って洗濯機に入れ,すすぎと脱水をして干す。夏の強い日差し,短時間で乾いた。

次は,Visual Studio Codeへの移行。かつては,WindowsではHidemaru,macOSではmiというエディタを使っていた。ubuntuを使うようになって,3つのOSで共通に使えるAtomに移行した。TeX環境なども整えて,3つのOSで同じように使えるようになった。ただ,Atomで困っているのは,日本語入力で分節の区切り直しをするとき,今どこで切れているのかがうまく表示できない点。調べてみたら,仕様上,対応ができないということだったので,ちょっと不便だったがそのまま使ってきた。

先日,会社のなかまにVisual Studio Codeのことを聞いた。最初は,「えっ,Microsoft?」と思ったが,Windowsだけでなく,macOSLinuxにも対応しているらしいこと,Atomと同じ流れのもので,最近はやっているとのことなど教えてもらった。さっそくインストールして試したら,Atomからの移行は簡単そうだし,何よりも分節区切りもうまく表示できる。これは移行するしかないと思った。

設定は,メニューを日本語にして,フォントや文字サイズ,制御コードの表示,折り返しの設定と,TeXの環境くらいだろう。まずはWindowsで試した。

拡張機能を使ってメニューを日本語に。View-Command Palette-Configure Display Language-Install additional languagesで日本語を選びインストール。Visual Studio Codeを起動し直すと,メニューが日本語になる。

フォントは「源ノ角ゴシック Code JP」,文字サイズは「14」などと指定。制御コードはタブやスペースは表示できるが,改行が表示できない。拡張機能の「code-eol」をインストールして,setting.jsonを編集して色をgrayに指定した。setting.jsonの編集は,設定を開き,右上のアイコン「設定(JSON)を開く」をクリックするとできる。

"code-eol.color": "gray",

TeX環境は,拡張機能LaTeX Workshopをインストールした。latexmkを利用する例が,ネットを検索すると出てくるが,これまで通り ptex2pdf -u -l hoge.tex でタイプセットできるように,setting.jsonを次のように編集した。

"latex-workshop.latex.tools": 
[
	{
		"name": "ptex2pdf", 
		"command": "ptex2pdf", 
		"args": 
		[
			"-u",
			"-l",
			"%DOC%", 
		],
	},
],
"latex-workshop.latex.recipes": 
[
	{
		"name": "ptex2pdf", 
		"tools": 
		[
			"ptex2pdf", 
		]
	},
],
"latex-workshop.latex.clean.fileTypes": 
[
	"*.aux", "*.bbl", "*.blg", "*.idx", "*.ind", "*.lof", "*.lot", "*.out", "*.toc", "*.acn", "*.acr", "*.alg", 
	"*.glg", "*.glo", "*.gls", "*.ist", "*.fls", "*.log", "*.fdb_latexmk", "*.synctex.gz", 
	"_minted*", "*.nav", "*.snm", "*.vrb", "*.dvi", 
],
"latex-workshop.latex.autoClean.run": "onFailed", 
"latex-workshop.latex.autoBuild.run": "onFileChange", 
"latex-workshop.synctex.afterBuild.enabled": true, 
"latex-workshop.view.pdf.viewer": "tab",

これで,Ctrl+Alt+bでBuild,Ctrl+Alt+vでView,Ctrl+Alt+CでCleanができた。なお,Ctrl+Alt+vは,常駐しているEvernoteのショートカット(クリップボードからの貼り付け)が機能してしまうので,Evernoteのオプション-ショートカットの設定で,「クリップボードからの貼り付け」を空欄にした。

macOSubuntuもほぼ同じように設定した。macOSのフォントだけは,和名では認識できず,「SourceHanCodeJP-Regular」と指定した。

CD管にLANケーブルを通した

1階リビングと2階廊下(各部屋とトイレと階段の接続スペースなので廊下とよぶ)に,電話用のコンセントプレートがある。そこを外して中を見ると,オレンジ色の管(CD管というらしい)があり,ワイヤーが通してある。


これを使えば,LANケーブルを1階から2階へと引くことができる。それをいよいよ実行する。
昨日のブログで書いた通り,この2か所が接続していることと,その間の長さをはかり,必要な長さのLANケーブルとWi-Fiアダプターを発注した。それが届いたので,昼食後に息子と二人で工事を始めた。
まずは,昨日引きぬいたワイヤーを,そのときに通したPPひもを使って通し直した。LANケーブルをCD管を通すのにあたって,弱々しいPPひもよりもワイヤーの方が力強く引けそうなのと,ワイヤーなら引くだけでなく押すこともできるので,管の途中でケーブルが引っかかりそうになっても,扱いやすいのではないか。そのように考えた。

1階リビング側で,購入したLANケーブルをワイヤーに引っかけて,ビニルテープでおおった。でも,LANケーブルのコネクタが大きくて,CD管に入らない。もう一度,ビニルテープをはがして,コネクタについていた爪のカバーを,カッターナイフで切り取り,再びビニルテープを巻いてみた。今度はギリギリ通る。

1階は息子,2階が私の担当。息子が1階からLANケーブルを送り出し,私が2階でワイヤーを引いた。声をかけながらぐいぐいと引いた。途中で引っかかりがあったが,少し力を入れて引いたらスルスルッと通った。まったく問題なく,1階と2階がLANケーブルでつながった。

この廊下側から私の部屋へ,まっすぐCD管とその他の穴がある。そこを通して,LANケーブルをまずは私の部屋へ引いた。引き入れたところには電源がない。廊下には近くに電源があるので,電源ケーブルもCD管とは別の穴を使って,私の部屋に通した。あとはコンセントプレートを閉じた。プレートの大きな四角い穴を通したので,とりあえず養生テープで,中にゴミが入らないようにした。

LANケーブルにPCをつないで,うまくつながっていることを確認してからWi-Fiアダプターに接続。ルーターはいままで使っていたリビングにある装置を生かすので,Wi-Fiアダプターはルーター機能を使わない設定にしたい。PCに接続して設定画面からと思ったが,設定が見つからない。結局,スマホでアプリをダウンロードして,それを使ってブリッジ接続に設定するだけだった。これらの作業は息子がやってくれた。

旧環境とこの新環境の速度比較。WindowsのデスクトップPCで比べた結果は次の通り。


接続そのものも安定すると思うので,これはうれしい結果だ。

階段の途中に付けた中継器は,ほとんど役に立っていなかったが,これまで動かしていた。それも完全に不要になったのではずした。

これは安かったがまったく無駄だった。