CD管にLANケーブルを通した

1階リビングと2階廊下(各部屋とトイレと階段の接続スペースなので廊下とよぶ)に,電話用のコンセントプレートがある。そこを外して中を見ると,オレンジ色の管(CD管というらしい)があり,ワイヤーが通してある。


これを使えば,LANケーブルを1階から2階へと引くことができる。それをいよいよ実行する。
昨日のブログで書いた通り,この2か所が接続していることと,その間の長さをはかり,必要な長さのLANケーブルとWi-Fiアダプターを発注した。それが届いたので,昼食後に息子と二人で工事を始めた。
まずは,昨日引きぬいたワイヤーを,そのときに通したPPひもを使って通し直した。LANケーブルをCD管を通すのにあたって,弱々しいPPひもよりもワイヤーの方が力強く引けそうなのと,ワイヤーなら引くだけでなく押すこともできるので,管の途中でケーブルが引っかかりそうになっても,扱いやすいのではないか。そのように考えた。

1階リビング側で,購入したLANケーブルをワイヤーに引っかけて,ビニルテープでおおった。でも,LANケーブルのコネクタが大きくて,CD管に入らない。もう一度,ビニルテープをはがして,コネクタについていた爪のカバーを,カッターナイフで切り取り,再びビニルテープを巻いてみた。今度はギリギリ通る。

1階は息子,2階が私の担当。息子が1階からLANケーブルを送り出し,私が2階でワイヤーを引いた。声をかけながらぐいぐいと引いた。途中で引っかかりがあったが,少し力を入れて引いたらスルスルッと通った。まったく問題なく,1階と2階がLANケーブルでつながった。

この廊下側から私の部屋へ,まっすぐCD管とその他の穴がある。そこを通して,LANケーブルをまずは私の部屋へ引いた。引き入れたところには電源がない。廊下には近くに電源があるので,電源ケーブルもCD管とは別の穴を使って,私の部屋に通した。あとはコンセントプレートを閉じた。プレートの大きな四角い穴を通したので,とりあえず養生テープで,中にゴミが入らないようにした。

LANケーブルにPCをつないで,うまくつながっていることを確認してからWi-Fiアダプターに接続。ルーターはいままで使っていたリビングにある装置を生かすので,Wi-Fiアダプターはルーター機能を使わない設定にしたい。PCに接続して設定画面からと思ったが,設定が見つからない。結局,スマホでアプリをダウンロードして,それを使ってブリッジ接続に設定するだけだった。これらの作業は息子がやってくれた。

旧環境とこの新環境の速度比較。WindowsのデスクトップPCで比べた結果は次の通り。


接続そのものも安定すると思うので,これはうれしい結果だ。

階段の途中に付けた中継器は,ほとんど役に立っていなかったが,これまで動かしていた。それも完全に不要になったのではずした。

これは安かったがまったく無駄だった。