2010年11月6日に買ったVAIO Pは,小型の割にはキーボードが大きめで打ちやすい。どこでも気軽に持ち歩けるマシンと思っていたが,パワー不足なのとバッテリ駆動時間が短いのが問題だった。結局,その半年後くらいに買ったMacBook Airが持ち運ぶマシンのメインになった。
それでもときどき取り出しては使っていたが,最近はほとんど出番がなかった。Windowsの起動にかなりの時間がかかるし,使おうと思ったときにアップデートが始まり,文字入力もままならないほどに。バッテリも古くなり,駆動時間がますます短くなっていた。
このまま放置するくらいなら,軽いLinuxをインストールして試してみよう。以前から,そう思っていたが,なかなか手を付けることはなかった。
今日,夜になって急に思い立ち,そのインストールを始めてしまった。ASUS VivoBook X207NAをUbuntuにした経験もあるので,それほど苦労もないだろうという思いもあった。
今回選択したのは,Linux Mint 19.1 Tessa Xfce 32-bit。できるだけ軽く動くものであることと,32bit版があること。isoイメージをダウンロードして,UnetbootinでUSBメモリに書き込み,Linux Mint起動USBメモリをつくった。それを挿してVAIO Pを起動し,インストーラーを実行する。ネットの接続が必要かもしれないので,不安定な無線LANはやめて,USB接続の有線アダプタを使った。
最初,インストールで,CDからインストールパッケージがうまく取り出せないというようなエラーが出て失敗。
ネットで調べて解消した。それらも含めて,インストールのようすを写真に撮った。
日本語を選択すると,インストーラーも日本語になった。
キーボードを選択。
アカウントを作成するところで,上記のエラーの対策。Terminalを起動して,間違って読もうとしているCDを削除。
アカウントをつくって,あとは待つだけ。その間に,Linux Mintの昨日などが表示される。
これで完成。OSの起動は,Windows7と比べて劇的に速くなった。ファイル操作もまあまあ軽快。無線LANが使えないトラブルがあったが,VAIO Pのハードウェアスイッチがオフになっていただけだった。
あとは必要なアプリケーションをインストールして環境を整えていくつもりだ。