luatexja-otfについて

LuaTeX-ja の設定 =目次=

LuaTeX-jaの設定について,複数のページにまとめたので,目次をつけておくことにした。

luatexja-otfについて

pLaTeXでは,OTFバッケージを使うことで,Adobe-Japan1-6の文字が出力できた。このOTFバッケージの一部の機能を持つのがluatexja-otfである。

\usepackage{luatexja-otf}

モリサワPr6Nフォント

モリサワのPr6などのAdobe-Japan1-6のフォントでは,丸付数字が白抜きも含めて100まである。それらは,たとえば次のようにして記述できる。

\ajMaru{1} \ajMaru{2} … \ajMaru{99} \ajMaru{100}
\ajKuroMaru{1} \ajKuroMaru{2} … \ajKuroMaru{99} \ajKuroMaru{100}

原ノ味フォント

原ノ味フォントの丸付数字は,ふつうのものが50,白抜きが20までしかない。

\ajMaru{1} \ajMaru{2} … \ajMaru{49} \ajMaru{50}
\ajKuroMaru{1} \ajKuroMaru{2} … \ajKuroMaru{19} \ajKuroMaru{20}


なお,森鷗外,内田百閒などの漢字も,ふつうに入力できてタイプセットも可能なので,あえてこのパッケージを使うまでもないように思うが,丸付数字などの指定が,数字を使ってできるところは便利である。