映画「ムウ」を見に行く

この5月から,女房は日曜日に仕事に行っている。それがきょうは休み。せっかくの休みなのだからと,映画に行くことに。「悪魔と天使」を見に行こうと思っていたら,もうやっていない。あまり考えず,「ムウ」にした。

あさ10時に家を出て,ミッドランドスクエアシネマに。12時30分からのを予約。いつもの通り,夫婦50割引なので二人で2000円。それから女房のかさを買いに行く。途中で地下街の書店で雑誌を買い,カメラ店でカメラのカタログをもらう。女房がかさを選んでいるのに付き合いながら,カメラのカタログをながめる。

11時40分ごろから,少し早めの昼食。松坂屋名駅店7階のレストラン街へ。以前は,名古屋駅ビル14階のレストラン街へも行ったこともあるが,いつも混んでいた。松坂屋の方が人が少なめで,わたしには落ち着く。きょうはけやき茶屋というところで「名古屋味セット」を食べた。これで990円。

海老フライ,味噌カツ手羽先にきしめんきしめんは暖かいものも選べる。結構ボリュームがあった。わたしは,麺類は硬めが好みなのだが,このざるきしめんは硬すぎだった。

これだけしっかりと食べてから,また映画館へ。2時間以上の映画は,見ていて疲れてきてしまった。テーマは興味深いが,映画の展開は軽い。わたしには無駄だと思えるシーンも多くあるように思えた。平和だった暮らしが急変し,そのことによって,主人公たちがどのように変わったのか。それを想像させるようなシーン,あのような行動を起こす心理に迫るような描写など,もっと意味のある絵がつくれなかったのか。

核密約疑惑,外務省文書の破棄など,現実の世の中でも,われわれの知り得ない何かがあるのではないかと思えることがある。館内には若者たちばかりだったが,どれだけが「核密約」とこの映画を結びつけて考えているかわからないが,それほど多くはないだろう。いや,これを結びつけて考えるわたしの方がふつうではないのかもしれない。

人気俳優がただ映っているだけの映像の多さ,「続編をつくるぞ」と言わんばかりのラストには,商魂たくましさを感じる。奥深い心理描写に手間暇かけるまでもなく,そこそこのヒット作になるのは間違いない。続編まで含めて,すでに収支計算ができている映画だと思えてしまうと,ますます興ざめ。残念だった。

先週末から,体調がイマイチ。映画が終わると気分が悪くなってきた。とにかく,人混みを出て,コーヒーショップでアイスコーヒーを飲んでい一休み。それから家に向かう。帰宅したのは午後4時ごろ。すぐに机に向かうが,また気分が悪くなり,横になったら,2時間くらい眠ってしまった。もう夏ばてか?