家族旅行1日目(平泉,中尊寺など)

きょうから2泊3日の家族旅行。今回は東北。平泉,花巻,盛岡と,1日ずつ。
あさ7:58の新幹線で出発。家を7時ごろ出る。バスに乗って忘れ物に気づく。わたしだけ,地下鉄の駅からタクシーで家まで往復。忘れ物とは,実はノートパソコンのACアダプタ。そう,今回は,ノートパソコン持参。(^^)v
名古屋から平泉までは5時間くらいかかる。途中,新幹線に4時間くらいは乗ることに。その時間を有効に使うため,ノートパソコンは欠かせない。(^^ゞ
そのACアダプタを忘れたのだから大変。バッテリが切れたら,精密機器につき取扱注意の荷物でしかない。
いま新白河を通過したところ。新白河がどのあたりかはよくわかっていない。名古屋を出て3時間くらい。東京で乗り換えるとき以外は,パソコンの電源が入っている。バッテリは45%。ほとんどエディタで文字を打っているだけだからか,バッテリの保ちがいい。

仙台で「はやて」から「やまびこ」に乗り換える。あと30分くらいで一ノ関。その間に,東京で買った駅弁を食べる。乗換えのときにトラブルが。わたしたちの席の1つにおじさんが座っている。お互いに指定券を見せ合うと,同じ座席。ダブっているのだ。いまどき,こんなことがあるのだろうか。その人はすぐに席を譲ってくれて,車掌に言うと車両を出ていった。いったいどうなったのか? また,どういうことなのか?
一ノ関で新幹線から在来線に乗り換える。驚いたことに,列車のドアを自分で開けるのだ。高校生のとき,岡山を旅行したときに,自分でドアを開ける列車に乗ったことがある。いまのはボタンを押すだけではあるが,やはりめずらしく感じた。

とうとう最初の目的地である平泉に着いた。まずはコインロッカーに荷物を預け,循環バスに乗る。そこで1日乗車券を買って中尊寺まで。本当は自転車を借りる予定だったが,天気が不安定なのでバスに変更。
中尊寺で,よく山で見かける足の長いクモに遭遇。

少し歩いて本堂に。

近くに,宮沢賢治の石碑があった。

芭蕉の句碑も。

ユリの花が咲いている。

北上川が遠くに見える。ただ,かなり開発が進んでいるようだ。

金色堂まで出かけたが,ここは撮影できないので写真はない。

山を下り,入り口あたりに弁慶の墓があった。どうしてここに墓なのかはわからないが,とにかくあった。

そのまま歩いて,高館義経堂へ。上っていくと,中尊寺よりも北上川がよく見えた。

何らかの企画のようで,子どもが大勢やってきた。かなりにぎやかだったが,子どもたちがさったあとは本当に静か。巡回バスの時間まで,のんびりと過ごす。
アジサイがきれいに咲いていた。

アジサイの花とセミの声が同時にあるのが,やや異様に感じた。
バス停に向かう途中に,小さな畑があり,ナスが実っていた。ナスは変わらない。

いちど,平泉駅に戻り,温泉に入る荷物だけロッカーから取り出す。そしてまた巡回バスに。3回乗ったので1日乗車券のもとが取れた。
バスに乗る前に,駅前の写真を。

公共の温泉場が定休日。事前に調べてあったので,迷わずその隣のホテルの日帰り温泉に入る。それほどの温泉でもなかったが,天然温泉だから満足することに。
わたしと息子は,そのまま先にホテルを出て,平泉駅に戻り,残りの荷物を取り出し,きょう泊まる旅館に行く。女房と娘は,その旅館に直行することになっていたが,わたしたちの方が先になった。

1泊2食付きで一人8000円というお値打ち旅館だが,郷土料理を出してくれるなかなか良心的なところ。夕食の天ぷらで,いろいろな葉っぱを食べさせられた。多くはふつうに食べられた。でも,何だったのかわからなかったが,1つだけは異様に苦かった。何とか牛(この地方の有名な肉だが,ど忘れした)の焼肉,山菜の料理,魚料理,馬刺し,何とかというすいとん(これも忘れた)など,満腹になる量がある。
平日だからか,わたしたちのほかにはカナダ人が一人泊まっていただけ。あとで聞いたのだが,そのカナダ人は,青森のねぶたを見たあと,泊まる宿がなくて野宿し,やっとこの宿までやってきたようだ。わたしたちと同じ,郷土料理を食べていた。ただ,馬刺しだけはダメなようで,「ウマは食べられない」と,わたしたちにくれた。息子が喜んで食べた。

ビールを飲んだからか,部屋に戻ると,わたしは眠ってしまった。途中に2,3回目覚めたが,結局は翌日まで起きることはできなかった。