先日,Amazonで注文したレンズ TTArtisan 50mm f2 E-mount が今日届いた。
とりあえず,記録写真を撮っただけ。使えるのは週末か。
古いネガのデジタル化
結婚してから(1985年以降)のネガカラーは,KenkoのフィルムスキャナーKFS-500を使ってほぼすべてを済ませてある。ポジフィルムもNikonスライドコピーアダプターES-1を使ってデジタル化した。高校時代からのモノクロネガだけがまだできていない。
大学時代以降のモノクロネガは,上記のフィルムスキャナなどで一部をデジタル化した。家族の記念写真であるネガカラーをデジタル化したときにはあまり気にならなかったが,このフィルムスキャナーでモノクロネガをデジタル化したものは,シャープさがイマイチな気がする(2021年9月26日)。
そこで,NikonスライドコピーイングアダプタES-1を使って,ネガを複写することを考えた。
その後,FH-4ストリップフィルムホルダを購入して,Nikon ES-1スライドコピーアダプタの改造をしたして,Nikon ES-1でFH-4を使うで書いたようにしてデジタル化をはじめた。
前置きが長くなった。しかし,高校時代のネガは「ビネガーシンドローム」でひどくカールしていて,この方法ではうまくいきそうにない。ガラスネガキャリアをヨドバシカメラ通販で見つけた。これなら,ひどくカールしたネガも平らにして複写ができそうだ。その後も,いろいろ試行錯誤したが,結局はNikonスライドコピーイングアダプタをもとに戻して,これとガラスネガキャリアで複写することにした。
その最初のようすが次の通りだ。まずは,ビネガーシンドロームでひどくカールしたネガのようす。
これをガラスネガキャリアにはさむ。ニュートンリングができるのが心配だったが,見たところは出ていない。
LUMIX GX7 mk2+M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroに,フィルター径変換アダプタを介してNikonスライドコピーイングアダプタES-1をセット。小型のライトボックスを照明にして複写。
リモコンを持っていないので,ブレ防止のために,ボタンを押して2秒後にシャッターが切れる設定にした。マニュアルフォーカスでピントを固定したが,レンズを触れると簡単にずれてしまう。いっそのことオートフォーカスの方がトラブルが少ないのかもしれない。
とりあえず,数本をデジタル化した。その中に,何とコニパンが含まれていた。コニパンも使っていたんだ。
なお,複写したデータは,ファイル名を特定の文字列に続く連番でリネイムしたり,Exifデータを消して,撮影日時と使用カメラを書き込んだりした。これらは,以前につくったPerlのスクリプト(exiftoolというツールも使用)で処理した。また,ImageMagickのconvertというコマンドを使って,反転したりコントラストをあげたりして仕上げるようにしている。今年になってから,PerlからPythonに移行しているので,このスクリプトもPythonに書きかえて,さらに便利なものにしたいと思っている。これらについては,別の機会にまとめるつもりだ。
追記
これをすべて書いてから,以前にも同じようなことを書いていたことに気づいたが,このまま残すことにした。
OLYMPUS XAにTRI-Xを入れた
OLYMPUS XAにTRI-Xを入れた。このフィルム,でも期限切れの品。これで試そうと思う。
OLYMPUS XAのモルトプレーンの貼り替え
OLYMPUS XAを久しぶりに使ってみようと思い,保管庫から出した。
裏蓋を開けたら,モルトプレーンが,次の写真のようにボロボロ。
アセトン(除光液)と無水エタノールを準備した。
まずはアセトンをしみこませて,綿棒や爪楊枝でごしごし。また上から新しいモルトプレーンを貼るので,多少は跡が残ったまま。
なお,途中から圧板をはずして作業をした。簡単にはずせたので,最初からはずせばよかった。
圧板をはずすときに写真を撮らなかったので,はめながら撮った写真で,そのようすを示す。片方にひっかかっているピンをはずすと,圧板を回転させることができる。
でも,完全に取り外した方が扱いやすいと思う。中央のピンをずらしてはずすととれた。
圧板をはずすとその下には手書きの文字があった。何かよくわからないが,手作り感がある。
購入したモルトプレーンはこれ。1.5mmと2mmの2枚セットで,シールになったもの。定形郵便で送られてきた。竹串まで付いていて,送料・税込み480円だった。