モノクロネガのデジタル化

カラーネガフィルムは,Kenkoのフィルムスキャナ(かなり安価なもの)でデジタル化した。保管されていたすべてをデジタル化したはずだ。ただし,古いものは一部で,変色していたり,変質していたりして,うまく再現されなかった。

高校時代から修飾して1,2年くらいまで,撮影したモノクロのネガが多数ある。今度はそれらをデジタル化したいと思っている。Kenkoのフィルムスキャナは簡単に取り込めるが,画像の品質がいまひとつな気がする。カラーネガは,色を反転する方法がよくわからなかったのと,フィルムが痛んできていたので,時間の余裕もなく,このフィルムスキャナで処理した。でも,モノクロなら反転も簡単なので,ネガをカメラで複写する方法を考えていた。

Nikonのスライドコピーのセットを使って実験もして,ほぼ形が固まっていたが,もう少しスピーディにできないものか。

そこで,ライトボックスとガラスを使い,次のようにして撮影することを考えてみた。

この方法と,次のようなKenkoのフィルムスキャナを使う方法,さらにNikonのスライドコピーのセットを使う方法とで,出来上がる画像を比較してみることにした。

まずはデジタル化した画像。

f:id:gzutetsu:20210920121242j:plainKenko

f:id:gzutetsu:20210920111318j:plainライトボックス

f:id:gzutetsu:20210920112702j:plainNikonセット

Nikonのセットは,Nikon D5200+40mmマイクロレンズで複写すれば,画面いっぱいになるのだが,ライトボックスでの複写で使ったのと同じ,SONY NEX-5R+30mmマクロレンズを使ったため,画像が小さくなった。その点は不利ではあるが,この3つで,だいたい同じ部分を拡大して比較して見た。その画像は次の通りで,左から順に,Kenko,ライトボックスNikonセット。

f:id:gzutetsu:20210926150255p:plain

ライトボックスNikonセットではあまり違いを感じないが,Kenkoはやはり画像が劣る。カメラの性能に大きな違いがあるので当然なのだろう。

なお,モノクロネガをデジカメで複写した後の処理は,ImageMagickのコマンドconvertを使って次のようにした。

convert inputfile -type GrayScale -quality 100 -negate -normalize -contrast outputfile

デジカメで複写するときにモノクロで撮れば,-type GrayScaleは不要だろう。-normalize -contrastは,試行錯誤した結果,よさそうだったのでこうした。