9月27日にSHARPのNetWalkerを買った。これで,現在使っているコンピュータは,自宅のMacBook,会社のMacBookPro,ThinkPadX30,KOHJINSHAのミニノートPC,NetWalkerの5台になった。また,MacBookにはWindows Vista Home,MacBookProにはWindows Vista Businessも動いている。NetWalkerの購入で,これらの使い分けがますます複雑になり,あいまいのままになっている。
MacBookとMacBookProは,自宅の個人用,会社の仕事用のそれぞれメインマシンであり,その位置づけは明確である。問題は移動マシンである。
MacBookを買ったとき,これを個人用のすべてに使うことを考えた。毎日持ち歩く,移動マシンとしても,これを使おうと思っていた。実際,2か月くらいは,毎日カバンに入れて出勤した。出張時にも持ち歩いた。さまざまな情報が入っているので,いつも手元になくてはならかなった。
それまでは,ThinkPadX30が,自宅のメインであると同時に,移動マシンでもあった。1.4kgも軽くはないが,毎日持ち歩くことができた。でも,800g重い2.2kgのMacBookは,それが続けられなかった。ここから迷走がはじまったとも言える。
その後,USB接続のポータブルHDDにデータを入れて持ち歩くようになった。マシンがないのは心配だが,通勤時に使うことはないし,自宅と会社にはいつでも使えるマシンがある。出張時だけ,MacBookを持ち歩くことにした。さらに,HDDがUSBメモリになって,ふだんの通勤は,非常に身軽になった。
それから数か月後,ミニノートPC(のちにネットブックと呼ばれるようになった)を買った。1kgに満たない小さなマシンは,いつでもどこでも持ち運ぶことができた。USBメモリに入れていたデータ以上のものを,このマシンに入れて,いつもカバンに入れるようになった。出張もこれでOKで,荷物が小さく,軽くなった。
しばらく使っていると,画面の小さいことが苦痛になってきた。キーボードの打ちにくさも気になる。特に,左側にしかShiftキーがないため,変な指使いを強いられる。MacBookやMacBookProでも,その指使いの癖が出てきて,使いづらいものがある。大きさが多少小さいことは,それほど苦痛ではなかったのだが,このように指使いが異なると,頭が固くなってきたわたしにはつらいものがある。
処理速度の遅さも,徐々に気になりはじめ,ますます使いづらくなって嫌気がさしてきた。ミニノートPCを数か月使ったのち,またThinkPadX30を持ち運ぶことになった。このマシンは長く使っていたためか,使い慣れていて愛着もある。しかし,1kg未満を経験したためか,1.4kgは重く感じるようになってしまった。
そんなときにNetWalkerの発表。いつでもどこでも持ち運ぶことができる究極のマシンと夢が膨らんだ。