捨てないことは高コスト

 MDラジカセが故障した。MDを認識しない。修理の見積もりをとったら,14500円との返事。20000円ちょっとで購入し,保証期間中に同じ症状で無償修理。それから1年でまた同じ症状。故障している箇所に負担がかかるような別の問題があるようにも思う。わたしが妻にプレゼントしたものなのに困ったものだ。
 MDミニコンポが安くなっていた。SONYのNet MD 対応のミニコンポが25000円。さらに20%ポイント還元という。何だかばかばかしくなってきた。店に在庫を確認すると残りわずかと。
 午後,店に行くとあと1台。早速購入する。かなり値打ちなものだと思う。
 これまでいろいろなものを修理して使ってきた。修理に出したり,自分で直したりした。最近のものは自分でなかなか直せない。修理に出すと高くつく。何だか複雑な気分だ。
 水筒も中栓のゴムを買い換えて使い続けたりしている。しかし,ホームセンターなどの安売りの水筒と値段を比較すると,これまた複雑な気分だ。修理したりして使い続けることがしづらい状況は,高度成長期以来ずっと続いているようだ。
 会社で不要になったノートパソコンを,整備して子どもたちに使わせていた。子どもたちは自分のノートパソコンができ,便利に使っていた。でも,それらもかなり古くなってきて,Webの閲覧すらパワー不足。10月からは廃棄に費用がかかるので,思い切って今度の不燃ごみに出すことに。よく使ったとはいえ,ものを捨てるには勇気がいる。
 結局,新しく買ったMDコンポは娘の誕生日プレゼントに。4か月以上遅れてのプレゼントだ。この間に,予算オーバーだったものが,予算以内になった。粘り勝ちか。