映画「こんにちは、母さん」を観た

女房と二人で,映画「こんにちは、母さん」を観た。

10時20分からのチケットをネットで買っておいて,その時間に合わせて家を出た。映画館に着いた頃には,ちょうど入場がはじまっていた。トイレにいてチケット出して中に入った。スクリーンに近くで人気のない前列の席にはまだ空きがあったが,階段席以降はけっこう人がうまった。しかも年齢は高い印象で,若い人が少ない。私たちのような高齢の夫婦もちらほら見受けられた。山田洋次の映画だからだろうか。

山田洋次らしい映画で,私は十分楽しめた。「お帰り寅さん」のストーリーがあまりにも出来過ぎている印象でがっかりだった。これまでの映像を使う手法は,過去のファンだけのものになってはいなかったか。

ある意味,今回の映画も,登場人物の行動はそれぞれに出来過ぎだったのかもしれない。でも,それはそれでまとまっていたと思う。

昼食はスペイン料理の店に入った。はじめて入る店で期待したが,ちょっとがっかりだった。同じ素材を使って,もう少しおいしくできるのではないかと思えてしまう。パンも香りが悪く,古く感じた。何より,パエリアが単なる焼き飯のようで,いちばんがっかりした。

ワインはふつうにおいしくて,グラスでそれぞれ2杯ずつ飲んだ。そのため二人で1万円近くになってしまった。




今日使ったカメラは,α7Ⅲ+CONTAX G Carl Zeiss Planar 2/45 T*。久しぶりにこのレンズを使ってみた。

なお,映画も料理も,あくまで私個人の感想。