カメラの防湿庫の乾燥剤

シリカゲルにはA型とB型がある。
そして,カメラの防湿庫用のシリカゲルはB型のようだ。B型は,高湿度のときに水分を吸収し,低湿度のときに放出するらしく,カメラは低湿度になりすぎるのもよくないとのこと。
また,B型シリカゲルは,天日干しで水分を除くことができるようで,電子レンジやガスレンジを使って,高温にする必要もない。
以前購入したシリカゲルが,どのようなものかわからなくなっていたので,カメラ機材会社が販売している防湿庫用シリカゲルを購入することにした。

なお,ここに至るまでのことを,次に記録しておく。

シリカゲルについて検索し,最初はエステーのサイトを見た。そこには,次のようにある。

低湿度な空間での吸湿性に優れ、食品やカメラなどの精密機器などに使われているのは「A型」です。一方、「B型」は高湿度な空間での吸湿性に優れ、一部家庭用の除湿剤の製品などに使用されています。吸湿効果がなくなった場合、「A型」は150~180℃での加熱が必要ですが、「B型」の場合は天日に干すなどで、吸湿力が回復します。

products.st-c.co.jp

この記述から,カメラ防湿雇用のシリカゲルはA型だと思ってしまっていた。

しかし,カメラ機器などを販売しているケンコー・トキナーの防湿庫用シリカゲルはB型で,Amazonにある「メーカーの説明」には,次のようにある。

低湿度域ではむしろ取り込んだ水分を放出して、湿度を50%前後に保とうとする「調湿作用」がある。カメラ機材では湿度が低すぎると逆に故障の原因にもなるため「B型シリカゲル」が最適といえる。

Amazon「Kenko 乾燥剤 ドライフレッシュ スティックタイプ 10本入 シリカゲルタイプ 繰り返し使用可能 DF-ST1010」の説明より)

ハクバのショッピングサイトでも,たとえば「ハクバ 湿度調整剤 エースドライ100」は天日干しでよいとあった。

以上のことから,最初に書いたように至った。