シリカゲル乾燥剤の再生(フライパンで加熱)

シリカゲルをフライパンで熱して水分を飛ばし,冷ましてから不織布の袋に入れた。これを,カメラ保管庫に入れてあったシリカゲルと取り替えたら,1時間ほどで庫内の湿度が下がった。

なお,このようなことは不要であることがあとでわかった。その経緯は次のところに書いた。

まずは加熱前。


塩化コバルトが入っているものが赤色になっていて,水を含んでいることがわかる。

加熱してし3~4分したときのようす。


赤かったシリカゲルの一部が青くなってきた。

7分くらいたったときのようす。


いくら加熱しても,赤色のままのものがいくつかある。これらは再利用ができないのだろう。

火を止めて,お菓子の大きな缶のふたに広げて,熱くなったシリカゲルを冷ます。それから小さめの不織布の袋に分けて入れて,シリカゲルの乾燥剤が完成。

古いカメラを保管してある防湿庫の中に入れてあったシリカゲルを,この再生した乾燥剤と交換した。

防湿庫に付属している湿度計のようす。なお,今回は防湿庫2つの乾燥剤を交換した。

まずは,交換直後のもの。

そのまま放置して忘れていた。交換してから1時間半くらいたったときに見たら,もうここまで湿度が下がっていた。

今回のシリカゲル乾燥剤の再生は無事に成功し,カメラの防湿庫の湿度も下げることができた。

なお,この方法は,乾燥剤を売っているところの情報によると,「やらないで」となっている。ここに書いた情報は,私が勝手にやったことで,同じようにできることを保証するものではないし,私は一切責任を負わないので悪しからず。