NetWalker:gjots2

NetWalkerのTwitterから知ったアイデアプロセッサ gjots2をインストールした。いままでメモはテキストファイルで書いていたが,それがもっと便利に使えそう。さっそくこちらに移行。

インストールは簡単。Synapticパッケージ・マネージャでgjots2を検索。すぐにgjots2がリストに出てくるので,右クリックしてインストール指定。そして適用をクリックすれば,あとは画面の指示通りで完了。

起動すると,home/.gjotsfile を開くようだ。とりあえず,別のファイルを新規でつくり,階層をもった実験用のダミーファイルをつくった。それをgeditで開いて構造を見ると単純なものだった。

\NewEntry
階層1:タイトル1
内容
\NewFolder
\NewEntry
階層2:タイトル1
内容
\NewEntry
階層2:タイトル2
内容
\NewEntry
階層2:タイトル3
内容
\EndFolder
\NewEntry
階層1:タイトル2
内容

こんな感じ。いままでメモは,◆日付[改行]○タイトル[改行]内容 として,いくつかのメモを1つのテキストファイルで書いていた。geditで◆や○を適当に置換してから若干の手作業で,いままでのメモを上記の形式にできた。それを.gjotsfileにリネイムしてhomeに移動。

これでいままでのメモが簡単に操作できる。単に,順番が入れ替えられるだけでなく,ソートもできるので便利そう。起動には少し時間がかかるが,起動したままにしておけばよいので,それも問題ではないだろう。

最近,Windowsでは,このようなメモもExcelで処理していた。Excelでリストをつくり,そのリストからテキストファイルにリンク。文書そのものはテキストファイルなので,エディタで書くことができて手軽。それをOpenOffice.orgでやろうとしたのだが,NetWalkerではちょっとパワー不足。それに,OpenOffice.orgを起動したままサスペンドすると,復帰時にログアウトするというトラブルもあった。

Windowsでも,アウトラインプロセッサを使ったことはあるが,独自のファイル形式だったりするのがいやだった。gjots2のように,ファイルがシンプルな形式のテキストなら,あとで適当に加工することも可能で安心。Windowsでもこのようなソフトはありそうなので,あとで探してみようと思う。