小諸への旅行(3)

今年の夏の旅行も最終日。今日は高峰高原から下りて,懐古園を中心に,小諸市内を観光する。

7時半から朝食。昨夜と同じ席で,こんなものを食べた。サラダとパン,飲み物が自由。

高峰高原からのながめもこれで見納め。

小室駅周辺まで下りて,初日と同じ駐車場に車を停めた。そこから歩いて懐古園へ。あまり人が多くない。
















富士見台まで来たが,高峰高原からのながめを見たあとでは,ちょっとものたりなかった。富士山でも見えたら感動したのだが。

別の展望台へも。こちらの方が千曲川がよく見えた。

せっかくなので小山敬三美術館へ。まずは堀の外に出る。


少し歩くと,何と寅さんだ。寅さん記念館は,いまは閉館中と聞いていたが,ここだったんだ。


寅さんの銅像の向かい側が美術館。その前には石の展示が。

こんなところに三角点。

美術館で絵を見たあと,美術館の横からの眺めがよかった。

もう一度懐古園に戻り,園内のそば屋で早めの昼食。出汁そばというものを食べた。

藤村記念館に入ったが,藤村に縁のものが展示されているだけで,あまり訴えるものがない印象。まあ,私が興味ないだけなのだろうが。

懐古園を出て,大手門に。古い門というだけで,こちらも私にはあまり興味がわかなかった。

暑いしどうしよう。ここで布引観音の名が女房から出た。私も気になっていたので,そっちに行くことに。それが正解だった。
上までのぼるのは大変だったが,なかなか見ものだ。そのようすは次の通り。


























感動したが疲れた。何か冷たいものを食べたい。駅前まで戻り,喫茶店で氷を食べた。生き返る。

店主がおまけでくれた。不思議な粘性のあるクリーム。おいしかった。

茶店の隣の店で土産を買う。あとで知ったのだが,ひしや本店というこの店はかなりの歴史があるようだ。

続いて本陣主屋へ。ここを維持しているボランティアのグループなのかよくわからない,数名がワイワイ何か話をしていた。勝手に中を見たが,ここもあまりおもしろくなかった。古い家の中を見るのは嫌いではないのだが,ここは何かもの足りない。この古い家の歴史や意味合いを示す展示よりも,違う印象のものが多いからかもしれない。



重要文化財である旧本陣へも行ったが,こちらもただあるだけ。いまひとつ観光地っぽくない。観光地っぽくなくてよいこともあるが,あまりにそのまま。見学もできない。今回はどうもイマイチ。


そのまま北に向かって歩き,ガイドブックにもあった場所を見ようと思ったが,どれもあまりぱっとしない。



ぐるっと回って駅に向かう途中,喫茶店に入ってアイスコーヒー。

駅周辺のようす。



映画「男はつらいよ」で寅さんがおばあさんと会ったバス停。

それから駅にあった無人野菜売り場で,ナスやトウモロコシなど買って車の戻った。

そして帰路。4時半頃に小諸をあとにする。来た道と同じ,岡谷ICまで下道。駒ヶ岳サービスエリアで夕食。目立った渋滞もなく,家に着いたのは9時少し前だった。