ウニのプルテウス幼生の観察

プルテウス幼生の飼育は,このようなセットで行っている。

培養容器2つと餌の入った容器。培養容器の1つには4腕プルテウス幼生,もう1つには8腕プルテウス幼生が入っている。餌は珪藻(キートセラス)。

今日は餌をやった。容器の栓をとってスポイトで海水を少し取り出す。それから容器に餌を2滴たらす。つくっておいた人工海水をスポイトで追加して,できるだけ空気が入らないように栓をする。海水を盛り上がるくらい足して,あふれるようにして栓をした。

顕微鏡で観察したのでそのときの写真を以下に。

まずは4腕プルテウス幼生。





そして8腕プルテウス幼生。



じっくり観察すると,繊毛らしいものが動いていることもわかった。

これらは顕微鏡40倍,暗視野で観察し,接眼レンズにカメラを向けて撮影した。実際の画像は,丸い視野の中に小さく幼生がうつっているので,幼生の部分をトリミングし,アンシャープマスクフィルターをかけた。