ネギの観察

ネギは不思議な形をしている。葉が丸まっているのも興味深いし,どこまでが茎で,どこからが葉かも奥が深そう。

今日のところは,冷蔵庫に残っていたややしおれたネギの,緑の部分を切り取って,細胞などを観察してみた。

まずは断面のようす。

横から見るとこんなふう。縦の平行脈がわかる。

こんなふうにしてうすい表皮をとる。

これを顕微鏡で見ると,気孔が観察できた。


また,カミソリで断面をうすく切り,水を入れたペトリ皿に。

いくつも切って,よさそうなものを顕微鏡で観察。今度は維管束らしい構造が確認できた。

今日のところはここまで。今度は新しいネギを使って,いろいろな位置で,表皮と断面を観察してみたい。

なお,顕微鏡写真は,Cマウントアダプタ+Cマウント→マイクロフォーサーズマウントアダプタを使って,LUMIX GF2で撮影した。2秒のセルフタイマーを利用して,手ぶれを防いだ。対物レンズ40×では,ピントが合う範囲が限られている。100×は問題なさそうだが,きちんと調べができていない。今度はこちらもちゃんと確認したい。