のどに骨が…

これは,昨夜からのどにひっかかっていた骨。

手前に写した定規の1目盛りは1mmなので,およそ8mmの細い骨。うなぎの小骨だと思う。

昨夜は,子どもたちはそれぞれに外食。近所のスーパーでつまみになりそうなものを買ってきて,女房と二人で家で酒を飲んだ。そのとき食べたうなぎの骨がのどに。実は,のどに骨がひっかかっていることに気づいたのは,食べ終わってからだった。

ご飯を飲み込んだり,うがいをしたりしてみたが,取れる気配がない。そのうち取れるだろう。朝食の時も,昼食の時も,食べ始めに少し痛むが,そのうち何ともなくなる。取れたかと思ったら,また痛み出す。

そんなに激しい痛みではない。ときどき,ちくちくとする程度。でも,それが気になる。夕方になっても同じ状況だったので,会社の近くの耳鼻咽喉科を調べ,6時ごろに出かけた。

医者は,最初,口からのぞき込んだが,それらしいものは見つからなかった。そこで,鼻からファイバースコープでのぞき,それらしいものを発見。わたしはあごの調子がよくなく,あまり大きく口を開けられない。それを医者に伝えたら,もう少し太いファイバースコープで,鼻から取りましょうと。

まずはガーゼに麻酔らしい薬をしみ込ませ,鼻の中に入れた。20分くらいたってから,再び呼ばれて診察室へ。太めのファイバースコープに,遠隔操作でつまむことができるワイヤーを通して鼻に挿入。すぐに骨を発見し,つまんでそのまま引き抜く。装置の先には,小さな骨が。その骨は記念にもらい,それを撮影したものが上の写真である。

のどはまだ少し痛むが,ちくちくとした違和感はない。ただ,治療代は3940円。スーパーで買ったうなぎ,地元の三河産のものは1尾で1480円。しかも,消費期限間近で半額になったもの。うなぎよりもはるかに高い治療費だった。

追記
この写真,最初はGR DIGITAL IIで撮ろうとしてみたが,マクロにしてもピントが合わない。このような被写体には,オートフォーカスがうまく機能しないようだ。いままでもマクロで撮ろうとすると,このようなことがよくあった。こんなときは,R10の出番。R10はこのような被写体のマクロ撮影でも,オートフォーカスの精度が非常によい。すんなりと撮影できた。
同じRICOHのカメラ,しかもGR DIGITAL IIの方が高級なのに,と思うが,発売時期が違うので,それもしかたがない。R10の方が発売時期が新しい。それだけ技術が進んでいるのだろう。