MacBookProのLeopard化

会社で使っているMacBookProをLeopard化した。その内容をここに記録しておく。ここにいたるまでについては,8月2日8月3日の日記を。

必要なデータのバックアップ

バックアップ用のUSB接続HDDを準備
  1. 会社のパソコンを何台か廃棄する。
  2. そのパソコンからIDE2.5inchHDDの大きめなのを抜き取る。
  3. 30GB,20GBのものをそれぞれ2台ゲットする。
  4. このHDDが入るUSB接続のケースを1個630円(税込)で購入。
  5. 2つのケースにそれぞれ30GBを入れて,バックアップ用USB接続HDDとする。
バックアップするもの
  1. VMware仮想マシンファイル[22GB]
  2. Library(自分の環境設定など)[633MB]
  3. Music[1GB]
  4. Movie[1GB]
  5. Desktop
  6. Documents[15GB]
  7. Pictures[9GB]

Leopardのインストール

消去してインストール
  1. Tigerの環境を引き継がず,すべてを消去する。
  2. インストール直後のハードディスクの空き96GB。
  3. ソフトウェア・アップデートを行う。

ソフトウェアのインストール

Firefox
  1. ブックマークは個人のマシンMacBookからエキスポートしたものを読み込む。
Thunderbird
  1. インストールして,設定は最小限ですませる。
  2. バックアップのLibrary/Thunderbird/Profiles/hoge以下を上書きコピー。
  3. 以前のメール,パスワード,アドレス帳などすべてがよみがえる。
Cyberduck
  1. sftpにも対応したftpソフト。
  2. かわいらしいアイコンだが,なかなかのすぐれもの。
VMware
  1. インストールして以前と同じ名前の仮想マシンをとりあえずつくる。
  2. その仮想マシンファイルをバックアップと置き換える。
  3. 以前の環境がそのままよみがえる。
mi(愛用のテキストエディタ
  1. インストールしたのち,環境ファイルをバックアップから上書き。
  2. 以前の環境がそのままよみがえる。
ATOK2007
  1. ことえりでは使い物にならない。
  2. ユーザー辞書をMacBookからコピーする。
TrueCrypt
  1. 暗号化したディスクイメージを扱うツール。
  2. USBメモリへのバックアップなどに使用する。
  3. Mac版,Windows版があり,同じファイルを操作できる。
YuBurner
  1. CDやDVDを焼くためのソフトで必需品。
Jamming
  1. さまざまな形式の辞書を検索できるシェアウェア
  2. 辞書は以前のように共有フォルダにコピーしておく。
  3. 環境ファイルをバックアップから上書き。
  4. 以前の環境がそのままよみがえる。
FFmpegX
  1. 動画や音声ファイルを変換するソフト。
VLC
  1. さまざまな動画ファイルを再生するソフト。
HandBrake
  1. DVDビデオを変換するソフト。
  2. あまり使わないがとりあえずインストールしておく。
Microsoft Office:mac 2008
  1. インストールしてすぐにソフトウェア認証をする。
  2. Windows版Officeのファイルをこれで修正することも。
  3. アップデートでSP1のインストールがはじまる。
  4. しかし,30分以上たっても進まず,強制終了させる。
  5. Microsoftのサイトからアップデータ(12.1.0と12.1.1)をダウンロード。
  6. この2つをそれぞれインストールする。
Adobe Creative Suite 2 Standard
  1. 旧バージョンでIntelMac未対応だが,仕事では必要。
  2. インストールしてすぐにソフトウェア認証をする。
  3. 自宅用マシンにも同じライセンスを入れている。
  4. 同時に使わないかぎり,同じ人が使うマシン2台まで使える。
  5. したがって,ライセンス上は問題がないはず。
  6. トラブルなく認証ができているとよいのだが。
Adobe Creative Suite 3 Design Standard
  1. 最新バージョンでIntelMacとの相性もよい。
  2. ほんとうはこちらをメインに使いたいが,協力会社との連携がむずかしい。
XcodeTools
  1. LeopardのDVDからインストール。
  2. ほんとうは最新のものをダウンロードすべきかもしれない。
MacPorts
  1. Unix系のソフトのインストールには便利。
  2. 特に,わたしのような素人には,お手軽でまちがいない。
  3. インストーラーで簡単にインストールできる。
  4. ただし,PATHの設定が必要になる。

  ホームディレクトリに次の内容の.profileというファイルを作成。
   export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin/:$PATH
   export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH

ImageMagick
  1. Terminalでsudo port install ImageMagick
  2. あとはパスワードを入力すればよい。
  3. 結構時間がかかるがそのまままっていればいい。
TeX(小川版smallptex071105)
  1. お手軽インストールなので,インストーラの指示通り。
  2. 付属のpdfmFontChangerでHiraginoを選択する。
  3. GhostScriptも同じサイトにあるもの(fatgs071105)をインストール。

ImageMagickでもGhostScriptがインストールされると思うのだが...。

TeXのスタイルceo.sty
  1. ダウンロードしたファイルを解凍し,ディレクトリのスペースを削除。
  2. 以前つくった次のスクリプトinstall|_ceoを利用。
  3. Terminalでsudo ./install_ceoとし,パスワードを入れるだけ。

== install_ceo ==

cp jsarticlek/jsarticlek.cls /usr/local/share/texmf/ptex/platex/misc/jsclasses/
cp jsarticlek/jsbookk.cls /usr/local/share/texmf/ptex/platex/misc/jsclasses/
chmod -x /usr/local/share/texmf/ptex/platex/misc/jsclasses/*.cls
cp -r intotfm/ceo /usr/local/share/texmf/fonts/tfm/
chmod -x /usr/local/share/texmf/fonts/tfm/ceo/*.tfm
mkdir /usr/local/share/texmf/fonts/type1
cp -r intotype1/ceo /usr/local/share/texmf/fonts/type1/
chmod -x /usr/local/share/texmf/fonts/type1/ceo/*.*
cp -r intomap/ceo /usr/local/share/texmf/fonts/map/dvips
chmod -x /usr/local/share/texmf/fonts/map/dvips/ceo/ceo.map
cp -r intolatex/ceo /usr/local/share/texmf/tex/latex/
chmod -x /usr/local/share/texmf/tex/latex/ceo/*.sty
chmod -x /usr/local/share/texmf/tex/latex/ceo/*.fd
/usr/local/bin/mktexlsr