いままでSugarSync上で別々に同期をとっていたVAIO PとThinkPadX201sのデータ領域を1つにして,2台のマシンのデータ領域を,SugarSyncを介して同期するようにした。
実際には15000以上もファイルがあるため,まだ同期の途中ではあるが,これがうまくいけば,2台のマシンで同じデータを扱うことができるはずだ。
ここにいたるまでのことを記録しておこう。
いまメインに使っているマシンは,自宅でThinkPadX201s,会社でiMac,携帯用でVAIO Pの3台。データをこれら3台でどう持つかは以前からの悩みだ。
VAIO Pを買ってからは,個人用データをThinkPadX201sとVAIO Pの2つに分けて持つことにした。そして,それぞれのバックアップをUSBメモリに暗号化して入れていた。なお,このデータというのは,ふだん扱っている文書データを中心にまとめたもので,両方のマシンのデータを合計しても3GB程度。
USBメモリのバックアップがあるので,別のマシンのデータを閲覧することはできたが,そのデータを修正すると管理は複雑になる。したがって,基本的には,それぞれのデータはそれそれのマシンで修正するようにしていた。
そして,しばらく前からSugarSyncを無料5GBで使っている。ThinkPadとVAIO PのデータをSugarSyncにそれぞれ同期した。別のマシンの領域も修正ができるのでUSBメモリのバックアップよりも便利だ。
たとえば,SugarSync上のVAIO Pの領域にあるファイルをThinkPadで開き,それに修正を加えて保存する。次に,VAIO Pを起動するとSugarSyncが同期をはじめ,ThinkPadで加えた修正が,VAIO Pのローカルデータにも反映される。
なお,SugarSync上のファイルを削除すると,同期しているマシンのローカルにあるファイルも削除される。SugarSync上では,削除されたファイルもしばらく保存されている。それを使えば復活も可能だが注意は必要だ。
こんなふうに使うなら,ThinkPadとVAIO Pのデータを同じにして,SugarSyncを使って同期した方がよいのではと思うようになった訳だ。
実際には,同期の設定をしているときに,かつての同期が亡霊のようによみがえって,SugarSync上のThinkPadの領域とVAIO Pのローカルのあるフォルダーの同期がはじまってしまった。何を血迷ったのか,VAIO Pのローカルにあるそのフォルダーをリネイムしてしまった。結果は無残。VAIO Pのローカルにある同期領域のリネイムは,同期領域の消去に等しい操作だった。そのため,ThinkPadローカルデータ領域が消えてしまった。
幸いバックアップがあったので,ThinkPadのデータ領域のバックアップを使って,VAIO Pのデータ領域にThinkPadのデータ領域を統合。そして,SugarSyncの設定を変更し,VAIO PとThinkPadそれぞれのデータ領域を同期するようにした。
それから3時間くらいたっているが,まだ同期は半分も終わっていないようだ。今晩中に終わればよいのだが。
追記1
4時間半くらいして,VAIO Pからのアップロードが終了した。これでVAIO PとSugarSyncの同期が終わった。ThinkPadはまだSugarSyncからのダウンロードを続けている6時間くらいたったところで,残りは1500ファイルくらい。全体の9割近くが終わった計算だ。
追記2
iMacの仕事用データは,いまのところZumoDriveで同期している。いま参照・編集したいデータに絞ってはいるが,無料の2GBの半分くらいは使っている。個人用データが,SugarSyncの無料領域5GBでおさまらなくなったら,SugarSyncで30GBの契約をして,仕事のデータもSugarSyncにまとめることができる。30GBあると,仕事のファイルも容量をあまり気にしなくてもよくなる。