女房は午前は瑞穂図書館,午後は熱田図書館に用がある。瑞穂図書館に迎えに行ったその足で,熱田まで行っていっしょに昼食。女房が図書館にいる間,私は熱田界隈を,この間買ったNikon Fを持ってぶらついた。
まずは名鉄駅の近くの駐車場に車を停めた。このあたりはあまり人が集まらないのか,駐車場はそれほど混んでいなかった。かつて,南区に住んでいた頃は,このあたりに来ることもあった。家族で入ったことがあるうどん店で昼食。
その後,ダイソーなどをながめてから,車まで戻り,車に乗って熱田図書館まで。そこの駐車場に停め直した。女房は図書館へ,私はカメラを持って,熱田神宮へ向かう。
モノクロ写真はNikon F+Auto Nikkor 24mm/F2.8で撮ったもの。
そして突然,Nikon Fの巻き上げができなくなり,シャッターも切れなくなった。いったいどうしたのだろう。もう壊れてしまったのか。一瞬青ざめた。
冷静になって考えると,装填していたフィルムは,試しに入れた期限切れのネオパンSSで24枚撮り。36枚撮りのつもりで巻き上げようとしていたが,もうフィルムが終わっていただけだった。フィルムを巻き戻し,新しいフィルムに交換。無事にまた撮影可能になった。
熱田神宮へ向かう歩道橋の上から。
ここからの写真は,高校生のころにも撮った。1974年2月10日の同じ場所の写真はこれ。これはNikon Fではなく,PENTAX SPで撮ったもの。
神宮内に入ったが,とにかく暑い。あまり撮影もできず,歩くのみになってしまった。また,そのとき撮ったモノクロ写真は,フィルムがまだカメラの中なので,それを撮り終わって現像ができたときになる。
もう一度,きよめ餅喫茶の写真を撮った。右隣は駐車場,左隣は空き地。このあたりはかなり廃れてきた印象。
いまは人が通る陸橋しかないが,かつてはここに踏切があった。開かずの踏切だった。
路地に入ると飲み屋が並んでいた。いまでもやっている店がありそうだ。
もうやっていないだろうサントリーバー。
そのまま図書館まで戻り着いた。ちょうど時間になり,女房と落ち合って車で帰路につく。帰り道,女房が気になっていた店に寄って,ケーキと飲み物。
午後4時頃に帰宅。少し休んでから,今日撮り終えたフィルムの現像を,この現像キット「ダークレス」で行った。
これで2回目。今回はあせらず,手際よく,うまく現像できた。
露出はすべて勘で適当だが,それなりにうまくいったようだ。
デジタルカメラなら,きれいに撮れるし,フィルム代や現像代などのコストもかからない。あえてフィルムで撮影することはない。そのように思っていたが,こうやって撮ってみて現像してみると,これもなかなかおもしろい。現像タンクなど,フィルム現像の一式をそろえたくなった。
今回もそうなのだが,フィルムは現像したが,それをデジカメでデジタル化している。引き伸ばすところまでアナログでやろうとは思わない。それには時間とコストがかかりすぎる。