会津若松・猪苗代旅行(2日目:五色沼,会津若松)

天気予報が変わり,今日の天気がよさそうなので,4日目の予定だった五色沼に行くことにした。

ホテルは,部屋は変わるが連泊。ネットで別々に予約したため,ホテル側は連泊だと認識していなかった。昨日,チェックイン時に連泊であることを伝えたら,荷物は部屋にわかるように置いておけば,次の部屋まで運びますと言ってくれた。荷物を頼むつもりだったので,察してそのように言ってくれたのはナイスな対応だと感じた。

朝食は和食・洋食をチェックイン時に伝えることになっていた。今朝の朝食は洋食にした。別のフロアーにある中華料理店が朝食の会場。朝食は6:30からで,5から10分遅れで入ったが,すでに多くの人がいた。運ばれてきた朝食はこんなふうだった。スープが中華味だった。

ホテルの部屋から磐梯山が見えた。これからこの裏側まで行く。

不要な荷物をホテルに残し,7:20くらいにホテルを出た。駅のコンビニでお茶を買って水筒に入れた。7:35に会津若松駅を出る列車で猪苗代駅まで。磐越西線では,駅に着いたときにボタンを押して扉を開けるようになっている。車内はこんな感じ。

車中からのながめ。田んぼが広がり,磐梯山が見える。この景色がずっと続く。

8:05に猪苗代駅に到着。駅のようす。

8:20に五色沼入口まで行くバスが出る。バス停とその時刻を確認して,あとは時間まで待つ。タクシーが結構停まっていた。バスの本数がかなり少ないので,タクシーを利用する客も多いのだろう。列車の本数もかなり少ないが。

時刻通りにバスが発車。駅で待っていた人たちが乗ったが,まだ空席が目立つ状態だった。バスの中のようす。

この案内文が読めるだろうか。「この区間内は自由乗降区間です」とある。バス停ではなく,好きなところで乗り降りができるみたい。まさにそのような雰囲気の場所をバスが走っていく。

9時少し前に五色沼入口に到着。なお,磐越西線もこのバスも,昨日買った会津ぐるっとカードが使えるので,その都度料金を支払う必要はなく便利だ。

ビジターセンターの開館は9時。すぐ横のトイレに入ってから,目にとまった虫を撮影。

そうこうしているうちにビジターセンターが開き,そこで五色沼散策の地図を購入。さあ,出発だ。散策途中に撮った写真は次の通り。
































空や緑が映り込んできれいだった。やはり天気がよいのが最高だ。部分的には,鉄分があるのか赤いもの,硫黄があるのか白いものがあったが,沼全体が赤かったり,白かったりではなかった。

とにかく暑くて,汗を拭いながらの撮影。そして,ふらふらになった。反対側についたら,すぐに店に入って椅子に座り休憩。女房はその間も土産物を見ていた。

帰りのバス停と時間をチェックしてから,桧原湖の方へ歩き,そこのレストランで昼食。散策途中におやつを食べたので,それほど空腹ではなかったが,私は喜多方ラーメン,女房はざるそばをたのんだ。女房は,おやつを食べ過ぎて,ざるそばを食べきれなかった。

喜多方ラーメン。専門店ではないので,特別なラーメンでもなく,うまくもなかった。


このバス停は帰路に使うものではないが,1日に1本しかないのに驚き,写真におさめた。

桧原湖周辺で撮った写真。


旅行の計画を立てているときに知った桧原湖周遊のバス。これも時間が合わず,乗れなかったが,写真にだけおさめた。

猪苗代の駅に戻り,会津若松まで戻った。時間がぎりぎりだったが,走って周遊バスに乗り鶴ヶ城まで。

鶴ヶ城天守閣からのながめ。昨日行った飯盛山も見える。




ただ,とにかく暑い。五色沼での散策も暑かったが,会津若松まで戻ってきたらもっと暑い。鶴ヶ城の中は,多少は涼しいかと思ったら,ここも蒸し暑く,さらに人がいっぱいで気分が悪くなる。

かと言って外に出ると,今度は日差しが強く,熱中症になりそうなくらいだ。結局,鶴ケ城を駆け足で見て,七日町まで行くことにした。周遊バスに乗って,車中の涼しさにホッとした。外をぼんやり眺めていたら,古風なラーメン店があり,シャッターをきった。

七日町でバスを降り,駅カフェで一休み。私はまち歩きスィーツセット。窓側のカウンター席に座ったら,ちょうど駅ホームが見えた。


ずっと暑かったので,アイスコーヒーを飲みながらホット一息。

さあ,七日町を散策だ。女房は会津塗の装飾品をみたいらしい。目的の店まで一緒に歩いた。やはり暑い。とにかく蒸し暑い。それでも歩きながら写真。





目的の店に着いた。立派な建物だ。

ここで別れて私はクラシックカメラ博物館へ。周遊バスで七日町駅まで向かう途中に偶然発見した博物館。末廣酒造という地元の酒造会社の中にある。着いたのは午後5時5分前くらい。中に入ると,奥の博物館はもう暗くなっていた。売店でチケットを買うことになっていたので,売店に行って聞いてみたら,「5時までだけどいいですよ。見終わったら声をかけてください」と。

売店の人も一緒に入口まで来て,電気をつけてくれた。あとは一人で勝手に見学。中はこんな感じ。すごい数のカメラ。


それにしてもすごい量。一人で蒐集したらしいが,よほどの財力がないとできないだろう。蒐集した方はこの酒造会社の人ではなさそう。どういう関係でここに展示してあるのか。結構オープンな感じだけど,盗まれる心配はないのだろうか。いろいろな疑問があるが,遅くなるといけないので,ざっとながめてあとにした。

手当たりしだいに集めている印象がある。展示の仕方も,時代別というわけでもなく,テーマ別になっているようだった。せっかくだったので,もう少し時間をとって見るべきだったかも。最後に外から建物を撮った。

女房は送っていった店ではなく,その向かい側にある店が気に入ったようで,そこにいるとLINEがあった。途中,ファミリーマートによってコーラーを買い,それを飲みながら店に向かう。クラシックカメラ博物館もエアコンはかかっていなく蒸し暑かったので,コンビニの涼しさったらなかった。雨が少し降ってきた。

店は私には場違いだ。でも,外は雨だし,入口で立っているわけにも行かず,ざっと店内をながめた。会津塗のさまざまなものがある。女房はここで会津塗のペンダントを土産に買った。

店を出たが雨で困った。すぐ近くにあった昭和なつかし館に入った。入館料を払って狭い階段を上がる。確認を忘れたので,階段の途中で,写真を撮ってもよいかと尋ねたらOKと。さらに,ジュークボックスが使えて,20円で1曲聞けるとも。せっかくなので1曲かけてみた。













なかなかおもしろいところだった。

もう少し行ったところで夕食を食べることにしてそこに向かう。元祖輪箱飯の田季野というところ。途中,雨が激しかった。私が道案内をしていたが,女房は勘が鋭い。この奥じゃあないの,と行ったところにちょうどあった。午後6時だったので,まだそれほど混んでいなかった。その後は人がどんどんやってきて多くなったので,ちょうどよい時間に入れたようだ。

ここで輪箱飯もついたコースを注文してまずはビール。おすすめの隅田川ブルーイングというものを飲んだ。ただ,あまり違いが感じられなかった。その後は地元の日本酒。料理と酒の写真は次の通り。









この地方の名物らしい,まんじゅうの天ぷらも,輪箱飯も堪能して満足。雨は小ぶりになっていたが,この店からホテルまで,歩くには距離がある。バスはもうないし,列車は1時間に1本。予定していた通り,店でタクシーを呼んでもらいホテルまで。

昨日と同じホテルだが,昨日とは違う部屋。荷物もきちんと運んであった。飲み残しの飲み物は,捨ててもらうつもりが運んであった。空のものは運んでなかったので,空にしておくべきだった。

女房は部屋の風呂ではなく,昨日行った近くのスーパー銭湯がよいらしい。今日もホテルから無料券をもらっていたので,準備をして出かける。この風呂もホテルも,今夜が最後だ。

風呂に入ってホテルに戻り,テレビを見ながらのんびりしてから眠った。旅行2日目はこれで終わり。