ほぼ1年前に頭頂部表面の異物に気付いた。ほんの小さなものだったが，ふつうの腫れ物とは違っていて，かゆみも痛みもなく，手で触れるとかさぶたのような印象だった。
そのままにしていたら，少しずつ大きくなってきた。皮膚がんか。不安があったが，自分では見えないので，触ったりしたときに思い出すだけの日が続いた。
数か月後に女房に見てもらったら，ふつうの皮膚の色をしているとのこと。皮膚がんだったら，黒く異様な様相だろうと思い，まあ大したことないか。さらにしばらく放置していた。
それがますます大きくなってきて，洗髪するときに爪がひっかかって痛むことも。また，ふだんでも気にすると少し頭皮が突っ張ったような感じがする。やはりふつうではない。
そこで，会社の近くの「泌尿器科・皮膚科」というクリニックで診てもらった。「イボか，脂漏性角化症か」という診断。そして「皮膚科専科の医院に行ってください。うちには液体窒素がないので」と。
切除してもらう決心をして通院したのに，そこでは処置できない。会社を抜け出して往復時間も含めると50分かかったのに，曖昧な診断だけだった。何だかがっくりきた。
夜，LUMIX GM1の標準ズームに中間リングをつけ，さらに無線LANで接続したiPad miniで操作して患部を接写してみた。
尖った形状は，以前に顔にできたイボによく似ている。やはりこれはウイルス感染によるイボのようだ。
1目盛りが1mmなので，患部の直径はおよそ5mm。大きくなってしまった。もっと早い段階で通院すればよかったと後悔。
近いうちに皮膚科専科の医院に行って，切除してもらおうと思う。
