新社屋へ引っ越し

新社屋が完成して,われわれ分室のメンバーから引っ越し開始。昨日までに荷造りを終え,今日は業者が荷物を運んでくれる。その立ち会いの手伝いに出かけた。

朝,ひどい片頭痛があり,ときどき吐き気もあった。6時半頃に片頭痛薬のイミグランを1錠飲み,布団の上でヒゲをそっていたら,今度は腹痛で下痢。出てしまうと少し楽になった。朝食を食べて後片づけを終える頃には,頭痛と吐き気はおさまっていた。

予定より遅れてしまったが,8時半頃家を出た。玄関を出たところでチョウを発見。バスの時間には多少余裕があったので,急いでバックからカメラを出して撮影。ついでにきれいな花をつけているテッセンも。


9時20分頃に分室に到着。すでに箱詰めした荷物はすべて運び出したあとだった。椅子やキャビネットの移動にとりかかっていた。道が狭いので小型のトラック3台が順に入ってきて荷物を載せていった。最初のトラックは,渋滞に巻き込まれて遅れたが,その後は渋滞を避けて運んだようだ。憲法記念日の今日,ちょうど分室と本社を結ぶ途中に街宣車が繰り出し,機動隊まで出て道路が封鎖されていたらしい。

キャビネットを移動させたあとの壁には,汚れによる不思議な模様ができていた。こういうのっておもしろい。

11時半頃にはすべての運び出しが終わり,廃棄するものだけが残った。これらは連休明けに業者が引き取りに来る予定。12時少し前に,最初から立ち会ってくれていた人と分室を出て近くでランチ。食べ終わった頃,彼の携帯に本社から着信があったことに気付き,その相手に電話。廃棄処分だった机の部品を持ってきて欲しいとのこと。

最後の別れをした分室の中に,もう一度入ることに。部品をとって,本当のお別れ。新社屋に向かう。

新社屋に着いた頃には,すべての荷物が運び込まれていた。荷物には宛名が書いたラベルが付けてある。フロアごとに色が変えてあり,各フロアの机やキャビネットには記号-番号というアドレスが決めてあり,それが宛名になる。宛名の場所に荷物が運び込まれている。

自分の荷物を少し整理をはじめた。新しい場所はまだちょっと落ち着かず,そのフロアにいた人と話をしながらだったので,午後6時になっても完全には片付かなかった。あとは休み明けにして新社屋をあとにした。

いままで同じ部署の人たちは,旧社屋の2つのフロアと,2つの分室に分かれて仕事をしていた。でも,この新しい社屋では,全員が1つのフロアにまとまる。1つのフロアと言っても,広くなったため,遠くにいる人の顔は立ち上がれば見えるが,大声を出してやっと聞こえる程度の距離がある。また,胸までくらいの高さのキャビネットで,いくつかのブロックに分けられ,チームごとに仕事をする。特別に何かがない限りは,チーム間でのやりとりがそれほどある訳ではない。

でも,いつでも顔を合わせることができるし,休憩の時間には,チームを越えた交流もできる。いままで以上に部著内のメンバーの交流が活発になり,チーム間での情報交換や協力などが行われることに期待したい。皆で力を合わせて,これからもよい商品を開発していきたい。