犬を入院させた

1月2日にも触れた犬を入院させた。

今朝,6時過ぎに妹から電話。犬が倒れたままで,呼吸もいつもと違う。ときどき苦しそうに足をバタバタさせる。ただ,きょうは仕事でどうしても出かけなくてはならないと。妹の出かける時間を少し遅らせてもらい,8時半ごろ妹の家に行って犬をあずかり,そのままいつも診てもらっている病院へ。

犬を抱いて驚く。父が飼っていたころはかなり肥満。わたしが引き取ってからは少し減量したが,でもまだやや肥満状態だった。それが軽い。しかも,かなり骨っぽく感じる。また,抱かれていやがることもなく,ぐったりとしている。意識があるのかも微妙で,相当衰弱していることがわかる。

2日ほどほとんど食べていない。水分もわずかに摂る程度のよう。それまでもあまり食べていなかったので,栄養と水分が不足しているのは明らかだった。しかし,自主的に食べたり飲んだりできなければ,どうしようもない。

その病院は,昨年暮れに引っ越していたが,わが家からは車で数分のところ。8時45分ごろ病院に着く。すぐに受付をして待っていると,9時少し前に診察が始まった。体温が5度何分。ふつう犬は8度以上あるらしく低体温状態。心音は弱く,雑音も混じっている。14歳11か月と高齢なので老衰だろうと。血液検査の許可を求められたので了解して,しばらく待合室で待つことに。

9時15分ごろに再び呼ばれ,血液検査結果を聞く。思っていたほど,各数値は悪くないらしい。ただ,ナトリウムが多いところから,脱水状態であることがわかる。背中にセットする点滴もあり,自宅で看病も可能だがどうするかと。この犬には申し訳ないが,わが家では面倒をみることはできない。妹も忙しそうだった。高齢であのでもう覚悟はできていると伝え,入院をお願いした。

入院の手続きをして,きょうの診察・検査代を支払って病院をあとにする。10時ごろには家に戻った。2,3日は入院させて,妹の仕事が落ち着いたら,どうするかを決めることでどうかと,妹にメールする。