きょう,親戚から供え物が送られてきたため,わたしの母の何周忌かの年にあたるのでは,と女房が心配しメールを送ってきた。確かに,2月5日が母の命日だ。すっかり忘れていた。
わたしが入社して1年目の2月に母が亡くなった。1983年,53歳だった。あれから24年が経った。胃がんが腸に転移し,腸の通りが悪くなった。それで,人工肛門をつけるために入院した。しかし,手術をすることもなく,そのまま亡くなってしまった。もう24年も前のことになる。
24年目には特に供養をする年でもなさそうだ。父の命日は1月3日,一周忌は昨年暮れに済ませた。そうすると,この供え物はいったい何なんだろうか。そもそも,仏壇などは妹が引き取ることになっており,わが家には供えるところもない。なぜわたし宛に送られてくるのかもわからない。
父の家はまだそのままになっており,そこに仏壇もある。今度の休みには,供え物をもって出かけよと言うことなのかもしれない。母の墓にも参ってこよう。