マグナムフォトと大原治雄

マグナムフォトの写真展を富士フイルムスクエアでやっている。また,ブラジルの日系移民の写真家である大原治雄の写真も,同じ富士フイルムスクエアで展示されている。ただ,今月は東京出張の予定がなかったので,マグナムフォトの写真展はあきらめていた。

そこに東京の仕事が入った。その予定は,マグナムフォト写真展の最終日である今日だったので,何とか見に行けた。

朝一番は会社で会議があった。申し訳ないが,その時間を10時半までで終わるようにしてもらった。10時半に会社を出て東京へ。あいにくの天気で富士山を見ることはできなかった。

午後2時少し前に六本木の富士フイルムスクエアに到着。2時からマグナムフォトの解説ツアーがあるらしいので,まずは大原治雄の写真をながめた。NHK Eテレ日曜美術館で特集したり,それで知って写真集も持っていたので,すべて見たことのある写真だが,こうやってプリントし展示したものをながめるのは,また少し雰囲気が違う。

そうこうしているうちにすぐに午後2時。マグナムフォト展示の入り口に行き,解説ツアーに参加。多くの解説は,聞くと思い出すものではあった。これまでいろいろな本や雑誌で,写真に関するいろいろなものを読んでいたり,キャパとゲルダの話は,NHKのテレビでもやっていた。

ただ,知っているからといっても,写真をながめてすべてを思い出すわけでもない。解説を聞きながら思い出す。人の話を聞くことも悪くないと思った。

ツアーは40分くらいかかった。でも,展示されている70点の写真から,一部の写真を選んでの解説だった。もう一度,最初から70点をじっくり見た。古い写真はネガは消失していて,プリントからの複写らしい。ただ,今回の展示している写真のすべては,マグナムフォト認めたプリントということ。

それからまた大原治雄の写真をながめ,その奥で展示されていた街のスナップ写真も見た。最後に,大原治雄の写真が展示されているところに戻り,そこにあった椅子に座り少しだけ休憩。それから富士フイルムスクエアのある東京ミッドタウンのあたりを撮影。


六本木から池袋に移動。途中,恵比寿で撮影。恵比寿にはかなり何度も来ているが,この写真を撮るのははじめて。

池袋の書店で展示してあるものを見てから,少しだけ本をながめ,会議会場の新宿に。午後5時半頃から8時15分頃まで会議。これが今日のメインの仕事。

仕事が終わり,9時半頃ののぞみに乗る。仕事のあとはやはりこれ。

名古屋に戻って,家に着いたのは0時少し前。