よくカに刺される

涼しくなってきた。カも少なくなっているが,それでもよく刺される。1,2匹いるだけなのに,2,3か所もかゆい思いをすることがある。恨みもあり,カを見ればたたいてつぶす。それほど破壊されず,形が維持されていることも。そのようなときには細かく観察をしよう。

この白黒まだらのカがにくい。こいつはなかなか逃げ足が速く,知らないうちにやってきて血を吸い,あっと言う間に逃げていく。

この細長い口吻を毛穴に刺して血を吸うのだろうか。ただ,毛穴は毛細血管に通じているわけではないので,毛穴に刺してから,どうやって血管に達するのだろうか。
カに刺されるとすぐにかゆくなる。これは即時型アレルギー反応で,このとき血管は膨張してすき間ができる。ここのねらうのだろうか。そうだとすると,カに刺されてかゆいのは,カの確信犯ということになる。カは,この細長い口吻付近から,アレルゲンを出しているのか。もしくは,アレルギー症状を引き起こす,何らかの物質を出しているのか。
いずれにしても,この小さい生きものの一刺しで,ここまで不快にさせられるとは。