SMC TAKUMAR 135mm F3.5

先日購入したSMC TAKUMAR 135mm F3.5を試してみた。まずはPENTAX SPにつけてみた。高校時代には,こんなふうにして使っていた。なつかしい。

久しぶりにPENTAX SPのレンズをはずし,ミラーの異変に気付いた。下の方から白いものが侵食してきている。いつまでも使えると思っていたが,そのうちにミラーが曇ってしまうのかも知れない。

続いて,LUMIX GF2につけてみた。ピント合わせのために,ビューファインダーも取り付けた。なかなかいい感じ。

試し撮り。ファインダーを使った撮影にすれば,構えたときに手にしっくりきて扱いやすい。この長いレンズで液晶を見ての撮影は不安定でブレやすくなる。ただ,35mm換算で270mmなので,このようにやや暗い被写体は,かなりしっかりと構えてもブレてしまう。

雌しべと雄しべの部分をトリミングしてみた。まあまあ撮れている。

隣のイヌに気があり,やってくる不思議なネコ。被写体が動き,曇り空で暗く,さらにファインダーが粗いため,ピント合わせは難しい。これはブレもあるかもしれないが,そもそもピントが甘いようだ。

なお,スクリューマウントの宿命なのだが,中心がずれている。撮影には支障はないが,直してみた。マウントアダプターに付属していたレンチを使って,3つのねじを緩めると,マウント部分が回転する。適当な位置に合わせて,ねじを締め直した。