ブログを書いてどうなる?

何のためにTwitterをするのかわからん。先日,そのように言われた。その人から,以前はブログについて,何のためにやるのかわからんと言われたように思う。わからない人がいることは理解できる。でも,何で? と言われても回答に困る。

やりたい人がやる,やりたくない人はやらない。それだけのように思うのだが。

また,その質問の背景には,世間で騒がれているから気になる,という思いがあるように感じる。とすると,なおさら説明はむずかしい。私がTwitterやブログをやっているのは,世間で騒がれているからだけではない。おもしろそうだと感じるからやっているのだ。

どこがおもしろいのか。ここまで来ると好みの問題。説明がむずかしい。

で,このブログ。実に個人的な趣味でしかない。それを公開して何になる。自分の買ったコンピュータを列挙して何になる。特に何になるでもない。楽しみが一番。書いていて楽しいからしかたがない。

楽しい以外の理由は,文章を書く練習か。

私は子どもの頃,作文が苦手だった。別に日本語がうまく操れなかった訳ではなく,書くことが思いつかなかったのだ。何を書いたらよいのか,まとめることができなかったのだと思う。

遠足の思い出,本の感想など,非常に大きなテーマを言われても,どのように切り込んでいったらよいのか,まったく見当もつかなかった。そのため,私の作文は事実をそのまままとめることが中心になる。遠足の思い出は,どこに行って何をしたかになり,本の感想は,あらすじがメインになる。

それではダメだという指導があった。そして,優秀作を披露して,このように書くんだと言われるが,それができたら苦労しない。

そのような劣等感をひきずっていたため,大学では文章の書き方の本をいろいろ読んだ。仕事に就いてからは,それらを実践した。そして,もっと早く書けるようになりたいと思うようになった。

ブログはその練習もかねている。それほど時間があるわけでもないので,できるだけ短時間で書くことになる。それは早く書く練習になるはずだ。誰が読んでもよいが,自分で読んで,自分自身の文章力をチェックする。これもブログの利用法。