生態系とは(2)

忙しくしている間に,1週間以上のブランクができてしまった。よく聞く言葉について,その意味をきちんと考えてみようと思った。書いていきながら,少しでも整理できればよいのだが。
さて,「生態系」の続き。3日に書いたものを読んでいても,そのとき何を書きたかったのかは不明。もう忘れてしまっているようだ。それに,もうある程度はまとまっているようにも思う。だから,きょうのはおまけかも。
「系」とは,ある関係をもちあうもろもろが集まったもの。「生態系」とは,ある関係に着目して,それらの関係が浮かび上がるように定義されたものなのかもしれない。つまり,そこに生活する生物が相互に関係し合い,その結果生まれる物質やエネルギーの流れを見るために,そのとき都合がよいように考え出される集合体なのかもしれない。
「環境」というのは,もう少しボンヤリしている。相互作用があろうがなかろうが,そこに存在しているものが環境。ただ,環境ということばも,多くの場合は,それが及ぼす影響を想定しながら使うように思う。
たとえば,「地球環境」という場合,その環境が,生き物(結局は自分たち人間)に及ぼす影響を想定していることが多い。「環境破壊」という場合は,その点が明確になるのではないか。
何だかまとまらないが,「生態系」についてはとりあえずここまで。