循環器内科を受診

7月の健康診断は、心室性期外収縮で再検査となった。脈が飛ぶような不整脈は、子どもの頃からずっとあった。脈が飛ぶとき、喉が詰まったような感覚もある。

その不整脈が多くなって気になり、4年前に近所の循環器内科を受診した。そのときのことは、心臓の検査 - グズてつのぼやきに記録してある。心配のない不整脈ということで、そのまま放置していた。安心したのか、その後はあまり気にしなくなっていた。

ところが今年に入った頃からか、また不整脈が気になりだした。以前と同じ脈が飛ぶ症状だ。頻度が増しているようにも感じた。そして、最初に書いたように健康診断でも指摘された。

気になりながらも、心配不要の症状ということでもあったので、どうしたものか悩みつつ時間が過ぎた。同じ医院に行っても、同じ話になるのだろう。それなら、セカンドオピニオンを得るのがよいかも。そう思って、近くの循環器内科を探してみたら、今年開院したクリニックを発見。ネットで予約もできるようだったので、昨夜、ネットで午後3時からの診察を予約した。

朝は通常の通りに出社して、午後半休をとることにした。午後2時15分に会社を出て、地下鉄でクリニックに向かった。やや早めに到着。午後の診察は予約した時間の3時からで、まだ中に入れなかった。次に車で来ることあるだろうと思い、クリニックまわりの道と駐車場を確認し、10分前くらいに戻ったら開いていて中に。

受付をして問診票を記入、自分で血圧をはかった。驚いたことに、血圧が150mmHgもあった。いつもは130mmHg以下である旨伝えて、問診票を渡した。

一人先に診察があり、その次に呼ばれた。患者は少なく、ちょっと心配になった。まあ、予約患者を多くとらず、予定通りに進行しているのなら、それはそれで悪くないと思うことにした。

4年前のホルター心電図の記録と、今年の健康診断結果を渡して、不整脈が多くて気になることを伝えた。心臓の構造や心室性期外収縮、さらに健康診断の結果にいつもある完全右脚ブロックについても、丁寧に説明してくれた。

心室性期外収縮は、心室で異常信号が出て、本来は収縮しないタイミングで収縮が起こる。その後、次の収縮までは通常の間隔があく。つまり、正常収縮、異常収縮、正常収縮と続くことになり、最初の正常収縮から次の正常収縮までの間隔は、最初のセウ上収縮から異常収縮までの時間だけ長くなる。本当は脈が乱れているのだが、心拍の間隔が長くなったように感じ、脈が飛ぶようになる。

また、右脚ブロックは、信号が伝わるのがやや遅れる症状らしい。左脚に比べて右脚の神経は細くて、何かの加減で信号が伝わりにくくなることがあるらしい。左脚ブロックと比べて、右脚ブロックは起こりやすく、またそれほど心配もいらないらしい。

これらはぼんやりとは知っていたつもりだったが、今回説明を受けてはっきりした気がする。落ち着いた説明も好感が持てた。

脈をとったがそのときは不整脈は出なかった。診察を中断して検査になった。心電図と心臓超音波検査、ホルター心電図の取り付けを検査室で行った。

もう一度診察室で、ホルター心電図以外の検査結果の説明を受けた。心電図では不整脈が現れなかった。超音波検査でも、特に異常はなかった。

子どもの頃から心音異常(雑音)がある。聴診してそれは確認できた。超音波検査は、血液の流れを色分けして表示できる。ほんのわずかだが、逆流があるらしく、たぶんそれが雑音になっているのだろうと。ただ、これも心配は不要らしい。

ホルター心電図は、明日の3時半に自分ではずし、クリニックの指定の場所(郵便受けのようなところ)に返却することになり、それで今日の診察は終わった。次回の予定は来週で、前半に台風が来そうだったので、木曜日の朝一番、9時からで予約した。

ホルター心電図を付けたところを、写真に記録しておいた。以前のものより小型だった。また、シャワーがOKということで、今の季節はありがたい。

以上が今日の記録。