電柱の撤去作業

近所に建売住宅ができた。かつては1軒だった場所に,3階建ての家が2軒建った。わが家も建売住宅を買ったもので,敷地はかなり狭いが,さらに小さな土地になっている。ここ何年かで,近くに建売住宅が何軒もできているが,だんだん敷地が狭くなっているように感じる。

その2軒のうちの片方の家の前に,大きな電柱が立っていた。その電柱の位置を変える工事が,今年になってから行われている。先月には,新しい電柱が立って,電線類がそちらにすべて移行した。今日は古い電柱の撤去作業。

ベランダからそれをながめた。引き抜いてから倒し,切断して運び出す。作業として言葉にすればこれだけだが,そのための手順があるようで,見ていておもしろかった。

ひきぬく前に,電柱の上部にカバーをかぶせていた。同時に,電柱の埋まっているところのアスファルトなどを取り除き,穴を掘っていた。小型のクレーン車のようなものに電柱を固定し,それが電柱を引き抜く。引き抜いた電柱の下部に,車輪の付いたようなものをかませて,今度は徐々に倒していく。倒した後,上部に付けたカバーをはずし,大きな電動鋸のようなもので3つに切断して運び出していった。