とうとう今年も終わり

28日から休みに入った。28日は年賀状の宛名印刷と,裏面に手書きで一言加えるので一日が終わってしまった。

29日は風呂と台所の換気扇の掃除。毎年の私の仕事。午前中は何をしていたのか,もう忘れてしまった。午後,まずは風呂場を洗ってからカビキラー。そのまま放置している間に台所の換気扇の掃除。それからまた風呂場。カビキラーを水で洗い流す。

30日は自室の片付け。本が棚いっぱいになっている。上のすき間にも横にして入れてある。前後に列に並べたさらにその前のすき間にも,本が積んであるような状態。これでは必要なものが取り出せない。この休みには整理したいと思っていたができなかった。

いろいろなものの取扱説明書や保証書,付属品などが,100円ショップで買ったケースに整理してある。もう使わなくなったノートPCが2台,それらのケースとともに,本棚の一部を占めていた。まずはこれを整理。もう不要になった取扱説明書などを処分。使わなくなったノートPCとその付属品を箱詰めしてロフトへ。もう捨てればよいのだが,なかなか捨てられない。


これらを片付けていたら,一日が終わってしまった。本の整理は翌日にしよう。

そして大晦日。2日間の掃除や片付けて,背中から腰にかけて痛みがある。また,夏以来不調な右腕もかなり痛む。本の整理をどうしよう。そんなふうに思っていたときに,台所の背面の壁にある食器棚の異常に気づいた。

しばらく前から,扉を閉めると開かなくなっていた。地震時に中身が飛び出さないように,扉がロックされるようになっているのが機能してしまうのだ。しかたがないので,ロックがかからないように,養生テープでおおっていた。その食器棚をよく見ると,かなり歪んでいる。歪んで扉の閉まり具合がおかしくなっているのはわかっていたが,手前に傾いているのにも気づいた。



食器棚が落ちてくると危険だ。中身を取り出して,その背後にあるネジを締め直してみたが,そのネジが効いていない。ネジ穴がつぶれてしまっているのだろうか。上下6本ずつ,合計12本のネジで,この食器棚は壁に固定されているようだ。そのうち,上側の4つのネジがまったく効いていない。残りのネジを確認したわけではないが,全体を壁側に押しつけてみると,右側は固定されているようなので,おそらく右側の2本と,下側の6本は,ある程度は締まっているのではないかと思う。

何とか壁にくっついてはいるが,この食器棚にものを入れておくのは危険だ。棚板とともに,中身をすべて取り出し,ダンボール箱に入れて別に保管した。年が明けたら,どこかに点検・修理を依頼しないといけない。一体どこにたのんだらよいものか。この家は建て売りで,これらのものはもとから付いていたため,業者がわからない。まいった。

食器棚の中身を取り出して箱詰めし,それを2階の開いている部屋に運んだ。棚板もかなりの重さがあり,これは息子にたのんだが,背中から腰,腕の痛みはさらにひどくなってしまった。もう本の整理はあきらめて,自室で本や雑誌を読んでのんびりすることにした。

これで今年も終わり。今年は還暦だった。かつてなら定年退職だったが,いまはまだ働かなくてはならない年齢だ。からだも頭も弱ってきてはいるが,幸いなことに,大きな病気もなく過ごせている。さらに幸いなことに,仕事もいままで通りに続けることができている。ありがたいことだと思う。

あと何年,いまの立場で仕事が続けられるのか。それは自分次第だと思っている。最近,ますます老人らしくなってきたので,少し自分を意識して鍛えて頑張っていきたいと思う。