家族旅行(大鹿村・飯田)2日目

台風が通り過ぎて天気はよくなってきた。今日は大鹿村に移動して,まずは観光案内所に。そこで情報を得てから散策など。

観光案内所は改装中だったが,女性が一人いて,「天空の池」がおすすめとのこと。黒川牧場(もう営業してはいない)まで車で行き,そこからは車両通行止めになっているが,歩いて行けるらしい。おにぎりか何かを買って行きたかったが,「大鹿村には,信号もコンビニもありません」と。でも,観光案内所の隣に店があり,そこで菓子パンを買って,それを持って出発した。

車で行ける道もかなり細く,木くずや石が落ちていたり,道そのものにくぼみがあったり。対向車はなかったが,なかなかきびしい道だ。また,黒川牧場から歩く道が最初わからず苦労した。結局は,言われていた通り,通行止めになっている道を歩けばよい。ただ,これがなかなかの坂道で,坂の苦手な私には,かなり苦しい散策だった。

天空の池に着いた頃には,雲がかなり出ていたが,何とか青空もあり,よい向きから見れば,池も青く見えた。天空の池から戻り,車に乗って別の道を下り,中央構造線の北川露頭に。これもなかなか遠かったし,狭くてカーブも多く,大変な道だ。それでも国道とは驚く。

最後に,歌舞伎の舞台がある大磧神社に向かう。途中に,映画「大鹿村騒動記」で主人公が経営していた店に偶然遭遇。せっかくなので車を停めて,その近辺を見ると,映画の舞台であったバス停や橋があった。

近所の人に大磧神社への道を聞いたら,親切かつ的確に教えてくれた。ちょうどその人は,通り道で作業中で,車で道をふさいでいた。「すぐに移動させるから」と。私は車に戻り,言われた道を行くと,何と,神社の中まで車で入れた。

それから,今日も少しだけ早めだが宿に。今日の宿は鹿塩温泉,山塩館。そもそもなぜ大鹿村かというと,鹿塩温泉に入りたかったから。塩分がかなり含まれる温泉で,岩塩でもなく,塩の由来はまだよくわかっていないらしい。この宿は,映画の舞台にもなっていた。

辺鄙な温泉の旅館だから,料理はそれほど期待していなかったが,実際は期待以上のものだった。夏季限定で生ビールもあり,まずは生ビールで乾杯。

結局,2日目も10時過ぎには寝てしまった。

今日撮った写真は次の通り。