酒の文化館,赤レンガの建物

このところは休日も仕事をすることが多かった。平日も毎日遅い。かなり疲れてきていた。ちょっとしたことでイライラするようにもなっていた。

そこで,今日は一日仕事を忘れよう。カメラを持って,近場をドライブ。

目的地についてはどこでもよかった。たまたま赤レンガの建物のことを,何度かニュースで見ていたので,半田市に行くことにした。また,國盛酒の文化館では,酒造りに関するものの展示があるということで,こちらの見学も予約した。

午前10時過ぎに女房といっしょに家を出た。小栗家住宅には,観光案内所もあるとどこかに書かれていたので,まずはそこに行き,観光情報を集めて,最終的な目的地を決めるつもりだった。また,小栗家住宅は,見学の予約をした酒の文化館にも近い。

観光案内所の電話番号をカーナビに入力して出かけたら,何と半田駅に着いてしまった。小栗家住宅の住所をカーナビに入れ直し,もう一度移動。やっと到着したら,そこには駐車場がない。さらに,観光案内所らしい雰囲気でもない。

これはもう赤レンガの建物に向かおうか。そう思ったが,酒の文化館の見学が午後1時からになっていたので,あまりいまの場所から離れたくない。細い道や,さっき通った道などあちこちしながら,結局は小栗家住宅のすぐ近く,「魚太郎・蔵のまち」で昼食をとることに。

1階は定食+おばんさい食べ放題だったが,それほど食べられないし,落ち着いて食べたかったので,2階の座敷にした。予約以外ではあまり客がいないのか,10分程度待たされたが,ゆったりとした部屋で食事ができた。知多前御膳(1,944円税込)を食べた。車で来たので酒は飲めず,お茶を飲みながらの食事。



食事が済んだら,ほどよい時間になった。私たちが出ることは,店はかなり混雑していた。すぐ近くだったが,車を混雑した店に置いていくわけにはいかず,車で酒の文化館に。後で気付いたのだが,そこの駐車場は,蔵のまち界隈の感光にも使ってよいようだ。

酒の文化館には駐車場の案内がなく,入り口の前にとめてよいものかわからなかった。中に入ったら,電話機があり,それで指定のボタンを押して館の人に駐車場のことを聞くと,すぐ近くにある神社の境内に停めろと。

車を停めて,また館に入り待っていると,案内の人が出てきて,説明を受けながら中を見学。いまは使われていない場所なので,すべては過去のものの展示。その説明を聞いていたのは,私たち二人と,もう一人,あとでもう二人加わった。










最後に現在の工場のようすなどを動画で見てから利き酒。動画を見ながら,うとうとしてしまった。私は車の運転があるので利き酒はできず,女房のみが楽しむ。女房のすすめで,土産に「大吟醸ひやおろし」買った。

それから半田運河界隈をぶらついた。まずは小栗家住宅。


昼食を食べたところの仲居さんが,小栗家住宅は中を見ることができると言っていたが,何も案内がない。さらに,観光案内所でもなくなっているようだ。外からながめるだけ。

それから,あちこちぶらつきながら写真を撮った。天気がよく,少し暑くなっていた。


このキッコウトミというのが気になる。

そこで橋を渡って,近くまで行ってみた。


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5R
WG
工場としては動いているようには思えなかった。なお,5RはSONY NEX-5R,WGはRICOH WG-5GPS。類似の写真を比較するために,必要に応じて追記した。

酒の文化館の裏側。シャッターも黒く塗ってある。シャッターと木製の戸があるのが不思議。

ミツカンのビル。

マンホールのふた。

旧中埜半六邸で見たヒガンバナ

車に戻って,赤レンガの建物まで移動。そこでまたのんびり。そこでも動画での解説があったが,座ってみていたらまた眠ってしまった。




この建物は戦争中は中島飛行機の資材置き場だったらしい。機銃掃射の跡がはっきり残っている。70年以上たっているのだが生々しい。こういうものはきちんと残すべきだと思った。



中にはこんなふうに会議のできる部屋がいくつかあった。

カフェで休憩。女房はカブトビール。私は車の運転があるのでアイスコーヒー。車が新しいので,どうしても乗りたかったが,ここは電車で来た方がよかった。昼食でも飲めるし,利き酒もできるし,カブトビールも飲めた。

カフェの中のようす。

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ここはコーンスターチ発祥の地らしい。

土産を買って,記念撮影もして,さあ帰ろう。4時半過ぎに赤レンガの建物をあとにする。

カーナビを完全に信じて移動。でも,経路は確認すべきだった。なかなか知多自動車道に向かわないので,途中でもう一度設定し直した。

ところが,大高あたりで名古屋高速に向かう案内が間違っていた。そのため,そこから下道。節約はできたが,時間がかかり,午後6時頃に帰宅。やや疲れたが,車にも乗れたし,写真も撮れたし,仕事も忘れることができた。

夕食には土産のカブトビール。このような黒いビール。
(一時的に画像を削除)
私は黒ビールは苦手だが,これは癖もなくふつうのビールの印象。アルコール分が7%とちょっと高め。値段はこの小さなびんが600円とかなり高い。土産として楽しむものだろう。

こんなつまみを買った。おからでできているらしい。ちょっと塩分が多すぎる感じ。