LEDランタンがつかない

10日の朝,炊飯器,電気ポット,電気ストーブにエアコンと,消費電力の大きいものが重なったため,久しぶりにブレーカーが落ちた。この時期,午前6時頃はまだ暗い。非常用に懐中電灯をいくつか準備してあったが,とっさに手にしたのは,2年以上も前に買ったLEDランタンだった。買った当時の写真は次の通り。

購入時のことは2012年8月27日に。

これがスイッチを入れても光らない。とりあえず,別のライトで照らしながら,電気ストーブをオフにしてブレーカーを入れた。

どうしてランタンが光らなかったのか。電池ケースの中を確認すると,ひどい液漏れ。これはダメだ。また,そればかりか,スイッチを触れた指が黒くなった。スイッチ部分のゴムが変質している。

その日はそのままにして,今日,その状態を記録した。次の通り。

まずは電池の液漏れ。4本のうち,1本がひどく腐食している。どうもこの1本が原因のようだ。そこから漏れた液で,他の電池や,電池の接点などが腐食したように思われる。


本体に付属していた電池を,2年以上も入れたままにしていたのがいけなかった。

そしてスイッチ部分。このように指で触れると炭素のような黒い粉がつく。


液漏れだけなら,きれいに清掃して使えるようにするのだが,スイッチがこれでは使いづらい。いつもならとことん直して使うのだが,今回はあきらめて捨てることにした。

なお,昨年の夏に,PanasonicのLEDランタンを買った。こちらの方が長持ちしそうだが,電池の液漏れだけは要注意。ときどきチェックした方がよさそうだ。