気分転換に映画

女房は読み聞かせのボランティア,図書館でのアルバイトなど,子どもが大きくなってからは,外に出ることが多くなった。家にこもっているよりも,その方が充実していてよいのだが,母の介護も加わって,最近はちょっと忙しそう。

母の介護は,決まった時間に行かなくてはならず,なかなか大変だ。長く続くことなので,介護用弁当も利用しながら,極端な負担をさけたい。

母はほとんど家の中にいて,よくテレビを見ている。人と接する機会が少ないことや,運動不足になることが心配。そこでデイサービスをすすめてみた。本人はあまり乗り気ではなさそうだが,とりあえず試しましょう,ということになり,その試しが今日だった。

午前9時半頃に母を送り出せば,午後5時頃までは,女房も自由になる。ならばと気晴らしに,二人でどこかに行こうということになった。

はじめは,名城公園の藤を見に行こうかと思ったが,天気がよくなく,さらにかなり寒そうだったので,映画「舟を編む」を見に行くことにした。

午後最初の上映で見たかったので,私が先に出かけてチケットを確保することに。午前9時過ぎに家を出て,10時頃には映画館に到着。すでに朝一番の上映がはじまっていたので,人は少なく,並ばずにチケットを買うことができた。12時20分から上映で,ほぼ中央の席がとれた。夫婦50割引を使い,二人で2000円。このところ私も疲れていたので,あちこちする元気がなく,映画館で本を読んで,女房が来るのを待った。

母を送り出したあと,片づけものをして家を出てきた女房がやってきたのは午前11時15分頃。ちょっと早いが,映画館の1階下のフロアにあった店「ねのひ」で昼食にした。二人ともに「魚介類の馳走膳」に。映画のチケットを見せると,デザートがサービスになった。



デザートはピンぼけになってしまった。

映画を見終わってから,何か冷たいものを食べたかったが,店がよくわからない。母が戻ってくる時間もせまってきていたので,自宅近くの地下鉄駅まで戻り,そこのショッピングモールで,女房はクリームぜんざい,私はソフトクリームを食べて帰宅。昼食が御馳走だった割には,おやつがさびしかった。

家に帰ると,女房は急いで母の家に。女房は母と夕食。わが家は娘が出かけていて夕食がいらないので,息子と二人だけ。近所のスーパーで総菜を買い,残っていたご飯を温めて食べた。後片づけをしてからは居眠り。何だか疲れた。