今日は日本の広い地域で金環日食が観察できた。
約55年の人生で，はじめて金環日食を見た。太陽と地球の間に月が入り，月がかげになるだけの現象だが，やはり実際に目の前で起こると感動する。
実は，朝7時前，ベランダからの空はこんなふうだった。
残念ながら今日は無理だと思っていたら，金環日食のころになって，雲がどこかに消えて青空になった。金環日食のころのようすはこんなふう。
このとき，まわりは少し暗く感じた。
日食眼鏡で観察しながら，コンパクトデジカメのレンズの前に，日食眼鏡をあてて撮影もした。ピントは無限遠，露出は-2.0EVに補正して，手持ちで撮影した。
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太陽が多く隠れているとき，日食眼鏡をレンズの前にあてていると結構暗くて，シャッター速度が遅くなる。きちんと固定しないとこんなふうにブレてしまう。
また，紙に穴をあけたものを用意して，ピンホールを利用して，ベランダの床にうつしたようす。
まだ欠けた状態ではあるが，8時頃に観察を終えた。やや遅くなったが，まだ定時に間に合う時間。金環日食に満足して会社に向かった。
