MacOSXでフォントキャッシュが壊れる(2)

MacOSXでフォントキャッシュが壊れるトラブルは,インストールするフォントを減らすことで,とりあえず解決しているようだ。MacOSXは,フォントをたくさんインストールすると,キャッシュが壊れるのだろうか。何だかいまひとつすっきりしない。

モリサワのPassportを契約している。フォントがいろいろ使えるのはよいが,あまりに多すぎるのも困りもの。フォントメニューを使いやすくするため,フォント管理ソフトでオン・オフしたいが,前に書いた通り,何度もフォントキャッシュが壊れてうまくいかない。

そこで,多数あるフォントを種類分けしてフォルダーに整理。その中から必要なものをインストールするようにしてみた。インストールしたいフォントをフォルダーごと,/Liberary/Fonts にコピーしてインストール。アンインストールは,そのフォントのフォルダーを削除する。

基本的に使うだろうフォントはインストールしたままにし,ときどき使うものを必要なときだけインストールしたり,不要になったらアンインストールしたりした。いまのところフォントキャッシュが壊れるトラブルが起こっていないようだ。インストールするフォント数をかなり減らしているので,それがよい結果になっているように思われる。

ただ,手作業でフォントをコピーしたり削除したりしてオン・オフするなんて,何だか機械に使われているようで気分がよくない。フォント数を減らすことで,フォントキャッシュが壊れるトラブルが解消したなら,明らかに使わないフォントをはずしておけば,LETS FontACE LiteやFont Bookでフォントを管理できるかもしれない。今度試してみようと思う。

フォントキャッシュの問題でずっと苦労している。モリサワには,提供するすべてのフォントをうまく管理できるツールをぜひPassportにつけて欲しい。