Adobe Font Development Kit for OpenType

PSフォントをOpenTypeフォントに変換する必要があった。最初は,FontForgeを使ってPSフォントを読み込み,OpenTypeフォント(CFF)に書き出してみた。でも,うまくいったりいかなかったり。

悩んでいたらAdobe Font Development Kit for OpenType(ADFKO)を紹介してもらった。これは便利。

とりあえずはMacで試してみた。Adobe Font Development Kit for OpenType(ADFKO)からたどって,MacOSX用のADFKOをダウンロードする。これはzipで,ダブルクリックすると解凍され,FDKというフォルダーができる。その中にあるRead_Me_First.htmlの通りインストールする。

具体的には,ターミナルを起動して

sudo[スペース]

とタイプし,FDKフォルダーにあるFinishInstallOSXをターミナルにドラッグアンドドロップ。するとsudo[スペース]に続いてパスとともにFinishInstallOSXが入力される。

sudo[スペース][パス]FinishInstallOSX

あとはreturnキーを押して実行。

完了後,いったんターミナルを終了させ,再度ターミナルを起動すると,もうコマンドが使えるようになっている。たとえば,次のコマンドを実行してみるとよい。

autohint -h

試しに,Ghostscript付属のPSフォントであるCenturySchL-RomaをOpenTypeに変換してみた。

makeotf -f CenturySchL-Roma

とするだけ。無事にCenturySchL-Roma.otfができた。

こんなに簡単にできるとは感動だ。