風呂のカビ取り

今日は出かける予定もなかったので,朝食時に軽く熱燗を一杯。もちろん朝食はおせちと雑煮。

それから部屋で本を少し読んでから風呂掃除。暮れにできなかったカビ取り。まずはカビキラーを壁や天井などすべてに噴霧したり塗布したりして1時間ほど放置。それから水で流して雑巾で水を拭き取りながら状態を確認する。カビ取りと言っても,実のところは目立ったカビがあるわけではない。カビが目立つ前に処理をしておこうと思い,年に1回このようにしている。

風呂の取扱説明書には,給水口のフィルタを「ときどき」洗浄せよとある。バスタブの横の小窓を開けて,そこのねじを締めて水をとめ,フィルタを取ろうと付属していた道具でねじを回したが固くてダメ。道具箱からもっと力の入りそうなものを持ってきてやっとはずれた。フィルタは金属製でよごれはまったくなかった。

給水口はもう1つあり,そちらは固くてはずれなかった。きっと汚れていないだろうから断念。何年かたってから,業者の頼んで清掃と整備をやってもらうしかない。

それにしても,取扱説明書の「ときどき」というのは,どれくらいの頻度のことなのだろうか。また,わたしの力で開かないものを,どうせよというのか。頑張ってもできなかったので,ちょっといらだった。

なお,この作業は,その周辺にカビキラーを噴霧して待っている間にした。簡単にできると思ったが,ねじが固くて大変。しかも低い位置にあるため,必死になって力を入れている間に,ついひざを床についてしまった。

カビキラーの成分は次亜塩素酸塩であり,これは殺菌剤であるとともに漂白剤でもある。黒いズボンのひざは,徐々に流れてきたカビキラーで見事に脱色されてしまった。

また,カビキラーにやられて頭痛などの不快感がしばらく残った。わかってはいたが,マスクをしたくらいでは防御できない。毎年のことだが,何とかならないものか。今年は黒いズボンもダメにして,いっそう不快だ。次回はもう少しうまくやりたいものだ。