何となくマイナーなものにひかれる。多数派ではないが魅力的だと思うものに。
携帯電話は,いわゆる携帯ではなく,PHSをDDI Pocket時代から使っている。コンパクトデジカメは,初代IXY DigitalとNikon COLLPIXはメジャーブランドだったが,その後はRICOHを愛用している。
パソコンは,Windows95の時代になってからMacに興味が移り,MacOSXは10.2くらいから使いはじめ,10.5ではメインマシンになった。でも,このところAppleがメジャーになってきて,かつてのMicrosoftのような印象。マシンの買い換え時にMacは選択肢になくなった。
皆が持っているものを買うのは安心だ。情報も豊富だろうし,商品そのものもきっと悪くないだろう。こだわりを持って使うものでなければ,わたしも「売れ筋」を買う。「売れ筋」を使って,実際の評判と自己評価の違いを確認するのも楽しみかも。
ただ,多くの人が使って,さまざまなところで評価が行われるものを,あえて試すこともなかろう。知る人ぞ知ると言うものこそ,自分で試してみる価値がある。それに,マイナーだからこそ,メジャーが取り込めなかった要素もあったりする。
世の中は何でもナンバーワンでなくてはいけないような風潮。また,ナンバーワンでなければ生き残れないようにもなってきている。2番手,3番手,さらにもっと下位でもがんばれる世界こそ,本当は必要なのではないか。