わかりやすく〈伝える〉技術

わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)

わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)

2009年7月22日購入
自身の経験から気づいていることも多く書かれていた。だからすらすらと読めてしまったし,この本から得たと思えることも少ない。

ただ,わたしの場合は実行が伴っていないところが問題だ。わかっているのと,実際にうまくできることとには大きな隔たりがある。だから偉そうなことを言うつもりはない。

この本で印象に残ったことを記録しておこう。

はじめてやるのは,自分で考え,工夫してできる。そこに苦労もあるが,思い切ってできることもある。現場を歩きながらのレポートは,そのようにして生まれたようだ。(p.44〜)

短い文をつくることは心がけていた。それを適切な接続詞で結ぶことも重要だと思っていた。だから,接続詞なしで短い文をつなげて,意味が伝わるように書くという手法は新鮮だ。少し習ってみたいと思う。(p.62〜)

「使いたくない言葉−無意味な接続詞」は気をつけたい。「そして」「だから」のような接続詞がなくても,意味がつながる内容がなくてはならない。「ところで」「話は変わるけど」も注意したい。(p.172〜)