
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/07/17
- メディア: 新書
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自身の経験から気づいていることも多く書かれていた。だからすらすらと読めてしまったし,この本から得たと思えることも少ない。
ただ,わたしの場合は実行が伴っていないところが問題だ。わかっているのと,実際にうまくできることとには大きな隔たりがある。だから偉そうなことを言うつもりはない。
この本で印象に残ったことを記録しておこう。
はじめてやるのは,自分で考え,工夫してできる。そこに苦労もあるが,思い切ってできることもある。現場を歩きながらのレポートは,そのようにして生まれたようだ。(p.44〜)
短い文をつくることは心がけていた。それを適切な接続詞で結ぶことも重要だと思っていた。だから,接続詞なしで短い文をつなげて,意味が伝わるように書くという手法は新鮮だ。少し習ってみたいと思う。(p.62〜)
「使いたくない言葉−無意味な接続詞」は気をつけたい。「そして」「だから」のような接続詞がなくても,意味がつながる内容がなくてはならない。「ところで」「話は変わるけど」も注意したい。(p.172〜)