覚王山日泰寺と揚輝荘(お月見コンサート)

お月見コンサートin揚輝荘のプログラムII「狂言生物多様性」の参加予約券が当たった。夕方5時からだが,少し早めに出て,日泰寺に寄ってから揚輝荘へ。まずは日泰寺のようす。名古屋に52年暮らしているが,日泰寺にははじめて。







まずは広さに驚いた。また,日泰寺は,「日本とタイ」からきているそうで,タイから贈られた釈迦の遺骨を安置する寺だそうだ。日泰寺までの参道には,新旧入り交じった店が並び,なかなか興味深い。時間があれば,この参道の写真も撮ってみたい。なお,毎月21日には縁日がある。機会があれば来てみよう。

日泰寺を出て,西側にある古い洋館と黒壁の残る道にも行ってみた。それぞれ,ふつうに人が暮らしているようなので撮影は控えた。

コンサートの受付は4時半からとなっていたが,見学ができたらと思い,4時ごろに揚輝荘に向かう。すでに何人か人が集まっていて,受付もはじまっていた。受付を済ませたころには会場への案内もはじまった。2列目の中央に女房と席をとる。蚊がいるため蚊取り線香がたいてある。また,虫よけスプレーも貸してくれた。はじまるまでにまだ時間があったので,会場のようすや,その近辺の写真を撮った。




5時少し前に,「揚輝荘の会」の方のお話があった。四季折々の景色が楽しめそうだ。紅葉の季節にまた来てみたくなった。時間が来てプログラムがはじまる。狂言は,中学校の教科書で読んで以来。年のためか,このようなものにも興味が出てきた。「お月見コンサート」なので野外の舞台。天気が良好でほんとうによかった。狂言の題目は「因幡堂」と「隠狸」。その道の人には白い目で見られそうだが,狂言は,現在のお笑いに通じるものがあり,すんなりと入っていけそう。

2つ目の題目のころには,背景に月が見えてきた。最高のシチュエーションになった。

生物多様性との関係が,あまり科学的ではないので,生物多様性をうたうことには,わたしとしては疑問もあるが,月を背景に狂言を鑑賞するのは楽しかった。

コンサートが終わったころには,月も高くなっていた。

コンサートは揚輝荘の北園で行われた。コンサート後には,希望者は南園の見学ができた。月と建物を撮影してみたが,建物には照明がないのでほとんど写らない。また,シャッター速度1/2秒で手持ちなのでなかなかきびしい。

7時ごろには予定は終了。参道の花屋も店じまいをはじめていた。

覚王山で食事ができるところをと思ったが,適当なところが見当たらず。今池に移動して「しら河」に行く。まずは冷酒と刺身5種,おつまみセット,鯛かま塩焼きをたのみ,女房と乾杯。おつまみセットの漬け物が,酒によくあった。鯛かま塩焼きもうまかった。そして,最後にミニひつまぶしを食べる。われわれにしてはちょっと贅沢な夕食。

午後9時半頃に帰宅。帰宅途中にコンビニでアイスクリームを買い,一人で家にいた娘と三人で食べた。息子は友人宅に泊まるとのことで9時ごろ出ていったらしい。冷酒2本で結構酔ってしまい,テレビをつけたまま眠ってしまった。そういえば,昨日の夜も居酒屋で飲んでいた。毎週2日は飲まない日をつくろうと思っている。木曜日は禁酒した。でも,金曜,土曜とたくさん飲んだら,あまり意味がない。反省。