散瞳検査

網膜剥離の傾向があり,2年以上前に,レーザー治療を受けている。その後も,半年に一度,眼科の定期検診を受けている。瞳孔を開く目薬をさして,網膜の状態を見てもらう。

多くは休日の土曜日に受けている。先週の土曜は出張。来週の土曜も仕事が入りそうだったので,出勤の土曜日だったが,きょう眼科に行った。朝一番に病院へ。保険会社に出す診断書と定期検診を頼む。診断書は1週間くらいかかるらしく,また本人でないと受け取れないと。なかなかきびしい。

しばらく待っていると,いつもの通り,眼圧と視力の検査ののちに点眼薬。20分ほどすると呼ばれて診察室へ。そこで医師による検診。特に異常はないと。

定期検診は,多少ずれることもあるが2月と8月。2月の検診では,花粉症の薬もお願いする。ここ数年使っている「クラリチンレディタブ錠」を28日分処方してもらう。この薬にしてから,眠くならずに具合がいい。1日1錠でよいのと,口に入れるとすぐ溶けるため,水がなくても服用できるのが便利だ。

実は,去年の残りが少しあり,今週のはじめから飲み始めた。例年,少し残るようにして,次の年に早めに飲んでいる。このようにしてから,さらに調子がいいような気がする。

いつも行く近所の薬局には,この薬の在庫がなかった。わたしの家を知っているため,入り次第届けてくれる。これもほぼ毎年のこと。仕事から帰ると,もう届いていた。

薬局から戻ったのが10時10分ごろ。それから会社へ。天気がよくなって日差しもあるため,瞳孔が開いたままの目にはまぶしくてしかたがない。11時少し前に会社に着く。室内ではまぶしさはないが,かすんで見づらい。瞳孔が開いているため,眼の周辺の汚れでもかすんでしまうのだろうか。

せっかくなので,瞳孔が開いた目の写真を撮ってみた。

ふつうに撮ると,黒目の全体が黒くつぶれてしまう。露出補正で2段階オーバーにしたが,まわりのようすが写り込んでしまい,やはりわかりづらい。仕事中に何をしているやら。

瞳孔の開閉のようすの写真を本にのせるため,20年ほど前に自作自演で撮影したことがある。部屋を真っ暗にして,瞳孔が開くのを待ち,ストロボで撮影する。眼には悪そうだが,瞳孔が開いているようすがよくわかる。同じ部屋で灯りをつけて,瞳孔が少し閉じたところを,ストロボで撮影する。ストロボの光は強いため,灯りや部屋のようすが写り込むことはなかった。

そのときの写真と見比べると,眼のまわりのシミやしわが目立つ。20年もたっていると変わるものだ。