知らずに威圧

威圧する教師のことを書いた。自分の立場をかざし,暴力で威圧することはあってはならない。また,威圧することは,教師にとっても,生徒にとっても,よいことは何もないと思った。

そう言いながら,わたし自身,人を威圧していることはないのか。

あるときから,知らずに人を威圧しているのではないかと思うようになった。いや,実際にそれはあり,だからこそ不安になったのだ。自分の年齢や立場など,意識しないで発言することは無責任だ。そんなことに気がついた。

暴力によるものではなくても,人を抑えつけていることに違いはない。それでよいのか。

だからと言って,遠慮しすぎることもおかしい。そのときどきの状況によって,これらのバランスをとること。言うのは簡単だが,これを実現するのはなかなかむずかしそうだ。