毎年のようにまずはお屠蘇から。
といっても,中身は酒。まずは常温お酒で正月を祝う。
それから燗をつけて,おせち料理で朝から家族で酒盛り。
添えてあるナンテンは,隣の家との境界あたりに,自然に生えてきたものを植え替えて育てたもの。と,女房が言っていた。自前の葉っぱが飾ってあるなんて,なかなか風流でいい。植えてある場所を見ると,狭くて風流どころでないのだろうが,それは見えないのでよしとしよう。
複数の酒を楽しみたかったので,700mLのびんを買ったが,すぐに1本なくなり,さらに別の酒で燗をつける。
でも,女房と娘は,酒が飲み終わってから,熱いだし汁に入れ替えて雑煮を食べていた。わたしもそうすればよかったが,どうも去年もそう言っていたらしい。来年こそは。
食べたあとの片付けはわたしが。酔った勢いで素早くこなす(と思っている)。年賀状が届いていて,それをながめてから,例年通り,近所の神社へ歩いて初詣。
途中に夏みかんが。このまま夏まで実ったままにしておくと,甘い夏みかんになるんだなどと,何度話したかわからないことを言いながら神社に向かう。
神社に着いても,清い手だからと,清めることもせずに詣でる。といっても,宗教色の嫌いなわたしは,5円玉を「寄付」して手も合わせず。
酔っていると,いつもにも増して好き勝手。
神社からの帰り道,もうホトケノザが咲いていた。
ネコものんびり。いや,ネコはいつだってのんびりしているのかも。こちらの気分がのんびりだから,何もかものんびりに感じてしまう。
家に戻ってから,今度はワインをあけて,もう一度,新年を祝う。後片付けはまたわしたが。朝よりさらに手際よく片付けた(と,ますます酔っぱらって思っている)。それから年賀状の返事。年賀状の返事は,酔ってからに限る。もう何が何だかわけがわからん。
とりあえず,ここまで。