名古屋大学の山脇幸一教授のことば。10月11日の朝日新聞(おそらく名古屋版)に掲載されていた。
分かることと,分からないことを行ったり来たり,ジグザグしているうちに,だんだんと本物を見極める力がついてくる。
いまの教育は,ものわかりのよい子を育てているように思う。また,子どももすぐに結果を求めるようになっていると聞く。これらは,おとなや社会がそのようにしてきているのかもしれない。
考える力を養おうと言っている割には,考える余裕のない教育環境。学力低下が叫ばれ,ますます手っ取り早く詰め込む教育へ向かいはしないかと心配になる。